2006年11月27日
◯委員(井坂信彦)
ちょっと毎回同じ形の議論になってしまうのを避けるために,
きょう少し荒っぽい話をしようと思うんですけども。
やっぱり保健福祉局の皆さんは,本来味方についてくれてもいいはずの人を
味方にできていないと思いますし,本来,敵に回さなくていい人を
敵に回しているというふうに思うんですね。
先日,私の知ってる人で家庭で子供を育てている人がいるんですけども,
その人も公立保育所の民営化反対に署名をしたという話だったんです。
親しかったんでざっくばらんな話ができたんでよかったんですけども,
何で署名したんですかと。
いや,それは神戸市がそんな税金使った保育から手を引くなんて,
やっぱりそれは子育ての手抜きだと。
もっと子育てにお金をかけるべきだと思ったから署名をしたんだというふうに,
家庭内保育の親御さんがそういうふうに署名されたんですよ。
一生懸命お話をして,子育て予算が一定の枠がある中で,
やっぱり現状は公立の保育所に非常に予算が集中してしまっていると。
私立の保育所には一部しか行ってないし,
無認可の保育所には一切行ってないと。
家庭内保育にももうほとんど一切行ってないと言っていいに近い状態ですと。
それをもう少しバランスよく分け直していく
必要があるん違うんですかというような話をして。
そしたら,まあそれはそうやねという話になるんですよ,
当然家庭内保育の親御さんにしたらね。
で,もう恐らく,それは私は経験したのは身近な1件ですけども,
そういうことが市内全域に私はあるのではないかなと。
本来,今回の保育所民営化で,下世話な話をすれば,
多少得をする側の子育て世代の方にそういったことは
一切伝わっていないのではないかと思うのが1点。
要は味方に,皆さんが味方に引き入れられるはずの人を
引き入れられていないのかなというふうにひとつ思います。
もう一方の敵に回さなくていい人を敵に回しているというのは,
前回の陳情が山ほど出ましたよね。
民営化する予定の全くないであろうその他大勢の保育所から,
物すごい反発の陳情が出てくるわけですよ。
これだって,もう早目にこことここというのをもう5年先,
10年先まで確定しておけば,その他のところは,
まあ同じ公立のことやからということでは反発されても,
それはやっぱりじかに自分の身にかかることではないから,
あそこまで強い反発にならないと思うんですよね。
そういった感じで,やっぱり将来の,
これもう毎回ここの議論をしてるんですけれども,
別に5年間で20園で,これで未来永劫しないというわけでもないでしょうし,
やっぱり大まかな方向としては,今後も進めていくことになると思うんです,
主に財政上の理由で。そうなったときに,今やってはるのは,
要は毎年3園,4園で決めて,1年3カ月前くらいに決めて,
個別撃破というような形で1個1個つぶしてというか対処していくと。
仕事として対処していくという感じをやってはるんですけども。
これはやっぱり担当の職員さん,相当大変だと思いますし,
これの繰り返しで,味方にすべきとこを味方にできてない,
敵に回さなくてもいいとこを敵に回してしまっていると。
やっぱりもう来年,子育て支援部にもうちょっと人員を補充して,
それで個別撃破やなくて,きちんと将来のある程度こことここという範囲を決めて,
もっと言えば5年先にやるというところなんていうのは,
そんなに反発も起きないと思うんですよ。
今から入る人にはきちんと説明して入っていただくというようなことを
5年間続ければ,そんなに今回みたいな裁判やというような
ハードランディングにはならないと思うので,
やっぱりそういったことをしていかないといけないのではないかなと
思うんですけれども,いかがでしょうか。
◯中村保健福祉局長
いろいろ本当に激励の意見をいただいております,
ありがたいと思っております。
全体計画の問題は,確かにそういう委員の意見を従来からも
お聞きしておりましたけど,我々としては,
まずは今回3年目ですから今回の発表は,各区一通りやった上で,
その次にもう1度考えてみようかみたいな判断を
今回はさせていただいたということでございます。
その点,もちろんそういう意見もありますし,
そういう方法もあろうかと思います。
あろうかと思いますけれども,まずは一通り各区で1カ所ずつ実現をした上で
考えていこうという判断をさせていただいたということですので,
そこのとこはぜひご理解をいただきたいと思います。
それと,あといろいろとやっていることが伝わってない,
ここは本当に反省しないといけないと思います。
よくPRをしないと,プランのこともそうですし,
新しい施策についてPRをよくしていかないといけないと思いますが,
例えば18年度の民間移管を実現ができたゆえに,
やれたことの1つとして一時保育の充実なんかがあるんですね。
民間保育園で従来20カ所ぐらいしかやれてなかったのを一気に100カ所近く,
これは9月からできたわけですけど。
たちまち去年との比較で9月の利用者の実績を見ましたら,
去年1カ月は大体1,500人ぐらいだったのが,
今年になりまして2,500人ぐらいのご利用になっているわけです。
それがどういう意味を持ってるんかなというのは,
ちょっと評価としていろいろあるかと思いますけれども,
やっぱり必要があってお預けになったということであるわけです。
ですから,その辺が,それはまさに在宅の子供たちの支援です,
そこのところはですね。
そういう部分につきまして,よくPRをすると同時に,
さらにニーズを見きわめて新しい子育て支援の施策を頑張って
やっていきたいなと,このように考えています。
◯委員(井坂信彦)
実は私,今日ちょっと子供2人とも病気明けで,
病後児保育に預けてきたんですね。
それで,そういった新しいサービスを使わせていただくときに,
例えばこの9月から始めた一時保育で,
この保育ができるようになったのは例えば公立保育所の民営化の政策として,
ええ部分,悪い部分はもちろんあるけども,
ええ方の面なんですよということが,それをええと思う人に例えば
伝わっているのかなというふうに思うわけですよ。
やってくださっているのは間違いない,実際やってくださっている。
ただ,やっぱりどんな政策にもいい面と悪い面双方ありますから,
今はこの政策はよくないと思っている人に向けて,
いい面,悪い面,両方は説明してはると思うんですけども,
この政策のいい面を,民営化のいい面を享受する側に,
これは民営化のいい面なんですよということが
本当に伝わっているのかというのが1点思いますので,
そういったことは今後やっていただきたいなというふうに思います。