100条調査権を発動しないことが許されるのか(政治倫理確立委員会)

2006年08月28日

◯理事(井坂信彦) 
私は,今の民主党さんの意見には全く反対でして,
やはり私は当局をきちんとここに呼ぶべきだと。

しかも,1つの出来事の見方が,
右から見たときと左から見たときと違うと,
こういうことは政治の世界でよくあることですが,
今回問題にされているのは,同じ人間が検察に言ったこと,
これ村岡被告の意向に沿った非常に不適切な政策変更だったと,
同じ人が検察にはこう言ってますと。

一方で,神戸市側の内部調査報告に対して言ったことでは,
そういう意向は確かに感じたけれども,市民のためを思って,
公益のための正しい政策変更をしたんだと。
同じ人間が片一方に言ったことと,
もう片一方に言ったことが180度違うんですよ。
2つの事実が同時に存在していると。

1つの事実に対する見方がいろいろ違うという話じゃなくて,
同じ人間が片一方に言ったときと,もう片一方に言ったとき。
要は検察に言ったことと,市当局,市の内部監察に言ったことが
180度違うじゃないかと。
これ,どっちが正しいんですかということを,
この委員会で明らかにする必要があるというふうに私は思っているんです。
 
それで,5月30日の臨時本会議で,
まさにこの委員会に100条調査権を付与しましょうと。
要は,当局が,あるいは当局を含めて答弁者がうそをつけないような,
そういう強制調査権をこの委員会につけ加えましょうと,
100条調査権を付与しましょうということが,
これ全議員の記名された賛同で,5月30日,
臨時本会議で可決されたわけです。

ところがこの委員会でこれまで一度も
その100条調査権が使われていないと。
しかも,私はもうぜひ今回,この次に当局を呼ぶときには,
もうぜひ100条調査でやるべきだというふうに思っていますよ。

率直に申し上げて,だれかがどっちかに対して,
私は嘘をついている可能性があるとすら思っております。
検察に対してある職員が嘘を言ったのか,
あるいはその職員は市の内部監察報告のヒアリングに対して
嘘を言ったのか。もう1つ可能性があるのは,
その職員は検察にも内部監察報告のヒアリングにも
同じことを言っていたにもかかわらず,
そのヒアリングとそれから市の上層部がまとめた
内部監察報告が食い違っていると。

要はその最後まとめる段階で嘘が盛り込まれたと。
そういう可能性すらあると私は思っておりますから,
それを明らかにするためには100条調査が必要だというふうに思っております。


当日のブログはこちら→自民・民主・公明が汚職調査を幕引き

カテゴリー:

いさか議事録

テーマ:

関連記事




このページの上へ