パッカー車をレンタルしてコスト削減(環境局)

2006年03月06日

◯分科員(井坂信彦)
家庭ごみ収集のコストの問題について,お伺いいたします。
神戸市の家庭ごみを収集するパッカー車は,現在354台,
そのうち4分の1に当たる88台は借上車と呼ばれる外部委託の方式となっております。

この借上車は,生活環境事業協同組合というところとの特命随意契約で続いており,
1日1台4万4,500円を払って車を借りているというふうに担当者からお聞きいたしました。
この4万4,500円には,パッカー車の維持・更新費やガソリン代も含まれており,
さらに,運転手1名も車についてくると──この人件費も含まれております。

それに対して,まずお聞きしたいのが,
神戸市のいわゆる直営車──直営のパッカー車を1日1台稼働させるに当たっての人件費,
車両維持費,ガソリン代など,コストを合計すると,
1日1台当たり何万円になってくるかということが,
もし内部的に数字があれば,まずお聞きしたいというふうに思います。

当日のブログはこちら→「コンビニをリサイクル拠点に

◯見通環境局次長
パッカー車の借り上げにつきましては,経緯を申し上げますと,
昭和30年ごろから、ごみ収集を自動車で行うようになりまして,その時々の必要性に応じて,
自動車と運転手を借り上げてきたものでございます。

また,昭和40年からは,パッカー車が導入されましたので,
それ以降,パッカー車について民間から借り上げを行っているものでございます。
現行は,先生ご指摘のとおり,88台ということでございますけれども,
主に,車庫スペースが十分にとれない,敷地の限界がある旧市街地の事業所を中心に導入してございます。
 
これの経費につきましては,ご指摘のとおり,
1台当たり,16年度は4万4,500円ということになってございますが,
これを先生のご指摘では,直営と比較してどうかというお尋ねだと思いますけれども,
直営については,少しそういった見方で経費を見てございませんので,
少し試算してみますと,およそパッカー車1台で,6年ほどの耐用年数で通常考えられますので,
そういった経費で換算いたしますと,
そのパッカー車1台の経費に加えまして,ご指摘がございました燃料代とか,
そういったランニングコストの6年分,
また,運転手の賃金等を計算いたしますと,直営につきましては,総計7,300万程度になります。

また,傭車につきましては,先ほどの単価等に基づきまして計算いたしますと,7,800万円ということになります。

そういったことから,経費的には,
その直接的な部分を見ますと500万ほど傭車の方が高くなるわけでございますが,
ただ,経費の見方につきましては,間接的な経費をどう考えるかということが必要になってまいります。
そういった点につきましては,今申し上げました直営の経費を試算する場合,
運転手以外の整備士等の管理経費,あるいは車庫スペースの確保といった面につきましては,
これは共用の経費になってございますので,少し試算が難しいということになってまいります。
そういった面も含めますと,
少し直営の方が高いのかなというようなことで考えられるのではないかなと考えております。

◯分科員(井坂信彦)
パッカー車の話で,ちょっと私,余りわからなかったのですけれども,
1台7,300万というのは,これは年間1台ということでよろしかったでしょうか。

◯見通環境局次長 
6年間。

◯分科員(井坂信彦)
6年間で7,300万。
7,800万とおっしゃったのは,それに加えてですか。

◯見通環境局次長 
いや,全部。

◯分科員(井坂信彦)
そこをもう少しお願いしておきます。

◯見通環境局次長
大変説明が不十分で恐縮でございますが,経費につきましては,
パッカー車の耐用年数が一応通常6年ということでございますので,
その点をイニシアルコストとしてのパッカー車1台分の経費に,あとランニングコスト,
それから年間の1人当たりの人件費──運転手1人当たりの人件費を掛けたもので,
簡単な試算でございますけれども──した結果が先ほどの答えでございます。

今の直営の分についても,そういった形で6年分の比較しております。
また,傭車についても,年間の総額の契約の経費を6年分掛けて,そういった比較にしております。

◯分科員(井坂信彦) 
パッカー車についてなんですけれども,私も物すごく大ざっぱな計算をしてみたんですけども,
例えば物すごい何ぼの話ですけども,神戸市の354台を,
これすべて借上車にしたらどれぐらいなるかなと思ったところ,
4万4,500円掛ける354台掛ける年間250日で,大体40億円ぐらいかなと。

それに現状,その運転手のほかに2名ずつ直営の職員さんが乗っておられるという,
3名体制ということなので,そこに700名が乗られて,
大体70億円ぐらいかなと。
大体110億円プラス環境事業所の運営コストぐらいで回るのかなというふうに試算をしたのですね。

一方,神戸市の事務事業評価シートによると,
家庭ごみの収集コストが162億円と,そちらの課長さんが独自に算出をしておられて,
その後,手当の削減などで恐らく10億円ほど減っているというふうに思うわけですけれども,
それでもやっぱりごみ収集は年間150億円近くかかっているのではないかと。
借り上げでやった方が,やっぱり年間20億,30億ぐらい安く済むのではないかなというのは私の試算なのですが,この見方についてどう思われるか。

私は,もしこういう話であれば,やっぱり借上車をふやすという方向で,
まず環境ごみ収集事業の民間委託を,
そこを皮切りに手をつけていったらどうかという思いで今回,
この話をさせていただいているのですが,その点についてはいかがでしょうか。

◯熊取谷環境局長
借り上げの分につきまして,委員の計算されました中身というのは,
ちょっと十分わかりませんので,
数字だけで今比較をするということは避けさせていただきたいというふうに思いますが,
いずれにしましても,現状の財政状況の中で,少しでも経費を節減する,
あるいは効率的なやり方を考えていくというのは常に行っておりますので,
引き続いてその点も行っていきたいというふうに思っております。

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いさか議事録

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