小規模受水槽の巡回点検(水道局)

2006年03月13日

◯分科員(井坂信彦)
これは横浜市の例なんですが,来年度から市内すべてのマンションの受水槽──
小規模受水槽を横浜市水道局が巡回点検をしていくとのことです。
横浜市簡易給水水道及び小規模受水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例
というのがありまして,横浜市では,8立方メートル以下は定期検査を義務づけていない。
それに対して,神戸市は,神戸市受水槽水道衛生管理指導要綱という中で,
3立方メートルを超える水槽には年1回の検査を義務づけているという,
そういう差は横浜と神戸であるわけですけれども,神戸市でこういったことは考えられないのかどうか。

神戸市内には,現在1万3,000の受水槽が残っているということですが,直結給水の営業活動も絡めて,
市内すべての受水槽を定期巡回することはできないのかどうかについて,お伺いいたします。

◯安藤水道局技術部長 
先ほど先生もおっしゃいましたように,神戸の受水槽数は1万3,300ということでございまして,
これは直結給水が進捗するに従って減少しているという数字でございます。
その中でも小規模な10トン以下,あるいは神戸にいけば3トン以下というような分類をしておりますけれども,
そういったものが多いというのも事実でございます。
特にそういったところの管理が問題になるというようなお話もございました。
これは1年に1回専用水道──簡易専用水道であれば──10トンを超える簡易専用水道であれば受検をする。
それから清掃すると。そういうことでございまして,割と管理はできているというようなところでございます。
 
ただ,小規模につきましては,なかなか受検をしないというような状況でもございます。
これらに関しまして所管しておりますのが保健福祉局でございます。
私たちは,保健福祉局と直結給水,受水槽,こういったものを連携をしていこうという形をとりまして,
昭和63年から同じお客様──管理人というんですか,管理者に対して啓発メール,
それから直結給水のパンフレットを送ってまいりました。
そのほかにもいろんな訪問をして直結給水を進める,あるいは管理組合のご相談に乗ると,
いろんなトライをやってきておるわけでございます。
そういった形で,神戸では,直結給水につきましては一定の自立といいますか,
浸透して,あとはタイミング等が一番大きなものだなという形にはなってきておるわけでございます。
 
今年度も保健福祉局と全受水槽に対しまして,ことしからははがき──3つ折りのはがきでございますけども,
それを送っております。その中には受水槽の清掃・啓発,それと直結給水の促進とPRと,
そういった形で送っておるわけでございますけども,昨年まで封筒の中に入れてきたわけですけども,
はがきにした途端にかなりな反響が来ております。
それらに今,センターの方で徐々に受けておる,
あるいは保健所の方で受けておるというような状況のように聞いております。
 
横浜市のやり方についてでございますけれども,受水槽に回るという,
まだはっきりとした体制なり,そういったものは決まっていないようでございます。
水道局がどこまで一体入っていくのかと。
それは保健福祉局の分野と二重になるような形にならないかというところも
整理をしようとしているようでございますけれども,約2万件神戸よりも多いと聞いております。
そこにマンパワーで巡回をするわけでございまして,これはかなりなエネルギー,
あるいは人件費がかかってくるんではないかなと。
それから1件1件素通りするわけじゃございませんので,そこでいろいろお話をされる,
いろんな状況の質問も出ると。かなりな私はお金がかかってくるんではないかな,
マンパワーがかかってくるんじゃないかなと,ちょっとそのように思っております。

私どもは今メールで,そういった形でお客さん──管理者に対してやっておりますし,
貯水槽条例で,今度は管理人じゃなくて,そこにお住まいの方から,
ご希望があれば水質試験に行きまして,水質試験の結果で悪ければ,
そこの管理者に対して保健福祉局と一緒になりまして,何とか改善をしてくださいと,
そういうことをやろうとしているわけです。

ことし14件,そういった水質試験の問い合わせございまして,水質試験所の方から行って調べております。
いずれも問題ないという形でございまして,安心はしておるわけでございますけども,
私どもとしましては,今のやり方,変えたばかりでございますので,それらを続けながら,
その横浜の動向も見ていきたいと,そのように思っております。

◯分科員(井坂信彦)
まだ横浜市は水道局はどこまで入って,どこまでやるかということが本決まりじゃないんですけれども,
私がお聞きしたところによりますと,市内2万の受水槽を5年かけて一巡すると。

やる内容としては,大体受水槽に入ってくる水と,
受水槽から出ていく水を上流・下流で水質検査の簡単なものをしていくと。
あわせて直結給水の営業を行うんだというようなことを聞いておりますので,
実際,人件費がかかるとか,はがきとどちらが効果があるのかというところは,
もちろん検討していただければと思うわけですけれども,
横浜市も神戸市と同様に,住民から要請があれば水質検査を蛇口でして,
そこで問題あれば,上の貯水槽に問題あるのではないかという,
そういったことは横浜市も既にやっているのに重ねて,今回あえて出されてきたので,
そこ何らかの理由があるのではないかというふうにも私は思っておりますので,
ちょっとその辺は横浜の動向を見るとおっしゃったのが,
ただ見ているのか,もうちょっと積極的に研究していただくのかにもよるんですけれども,
ちょっと横浜市が──コストに厳しい横浜市が,あえて今回重ねてそういうことを出してきたことについて,
どういう裏があるのか,変な理由であったら別にやらんでいいと思いますけども,
一遍研究していただきたいというふうに思います。

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