2006年03月13日
◯分科員(井坂信彦)
本当に午前中から賛否両論,議論は,
公社の特に検針についてはいろいろ出てきているというふうに思うわけですけれども,
やはり答弁で必ず出てきてるのが,昭和63年から時代に先駆けて,水道サービス公社に委託していると。
私は,そこに関しては非常に評価をもちろんしているわけですが,
やはり時は流れ,世は変わった現在に,先ほどから議論のあります検針業務1つとっても,
ほかの政令市では大体3割引きから5割引きで委託がなされていると。
当初の公社の意義は私は大いに認めつつも,今や,その水道サービス公社の大半の業務は,
歴史的な使命を果たし終えたのではないかというふうに思っております。
公社の職員,今いる職員に迷惑がかからないよう,むしろ早期に計画的に業務の縮小,
整理を行うべきだというのが私の考えです。
先ほどの答弁を聞いておりましても私の考えとは逆に,
局長のお考えというのは経営体質の強化と,むしろ公社の生き残りと。
競争の中で生き残っていくんだということなんですが,
果たして公社は競争力ある企業としてひとり立ちしていくという,
そういうことを思い描いておられるのかどうか,過去の話とか,
先ほどの答弁は私ずっと聞いてよくわかっておりますので,
その後,本当に競争力ある企業として,
要は神戸市からひとり立ちしていくイメージで描いておられるのかについて,
お聞きしたいというふうに思います。
◯石井水道局長
体制をやはり時代に即した形に変えていこうという形で今取り組んでおります。
水道事業そのものが企業の経済性,同時に公共性を確立していくという,
公共的な目的を経済的に達成するという意味で,事業の効率性を求められておるという中で,
私ども,今いろんな形での取り組みをやっております。
そういう1つの流れの中で,補完的業務といいながら,
サービス公社がその業務をやってきたわけでございまして,
過去からの話──過去の話はもういいとおっしゃられますが,過去からの流れの中で,
やはり蓄積をしてきたものがノウハウを蓄積をしてきて,いつでもお任しできるような話,
仕事にも補完的な業務あれば,お任しできるような体制ができております。
その部分部分をとらえて見れば,いろんな議論はあろうかと思いますが,
水道サービス公社という全体をとらえたときに,検針業務だけじゃございませんし,
メーター取りかえ業務をやっておりますし,未納整理業務というお客様のお支払いいただけない方に対して,
お支払いいただくような業務をやっております。
また,それらに付随しまして,1つの私どもの方の局の中ですと,浄水課──技術の方で言いますと,
浄水課,配水課いろんなところがあるんです。そういう枠を超えてというのがございますので,
そういうものは公社にお願いして,マッピングの業務とかいうような形で,
検針業務という項目がそのほかにもいろいろ業務を持っております。
したがいまして,先ほどお話しした中で,そういうトータルのもの含めて,
民間というお話も出てくるところもあるかもわかりませんが,
総合的なコーディネーターができるのはサービス公社だという私どもは判断をしております。
したがいまして,競争の中で本当に生き残れるのかというご心配はいただいておりますが,
今我々は現状を見ながら,また将来を変えていくということを見ながら,
今いろいろやっておるということについてご理解をいただきたいと思います。
◯分科員(井坂信彦)
それから,水道サービス公社の将来像についてということなんですけれども,
今のままでは生き残れないので体制を変えていくんだという,
今行っておられる努力についてはご説明はいつもあるわけですけれども,
私はやっぱり前の方の議論とかも聞いておりまして疑問に思いますのは,
結局,最高のサービスとコストのバランス,必ずしも安ければいいというもんでもないとおっしゃるところの,
じゃ,コスト差に応じたサービスの差というのは一体何なのかというところが具体的にまだ説明されていないと。
例えば価格競争だけじゃないと言いながら,
何らかの形で今後競争に勝ち残れる体制にしていくとおっしゃる中で,
他社とのコスト差を上回るサービスの差が具体的に何を考えておられるのか,まずお答えいただきたいと思います。
それから,先ほどの答弁にもありました公益性とか安心感,信頼性といったことがあるわけですけれども,
これも言葉としてはわかるんですけれども,じゃ,現状の公社がほかの民間他社より,
例えば安心を感じていただいているんだというような何か根拠か何か傾向があるのかどうかについて,
お聞きしたいと思います。
それから,先ほど検針業務の随意契約の話も出ていたわけですけれども,
いつか競争力を蓄えて,要は競争の中でやっていけるサービス公社になるんだという局長のお答えであれば,
これはやっぱり神戸市からひとり立ちして巣立っていくのかなというイメージを私は,
そういうふうにとらえるわけですけれども,そういうことなのか。
それで,もしそうであれば,先ほどから議論になっているような,
例えば検針業務のようなことは,一体,じゃ,いつから競争入札にしていくのか,
競争制も取り入れてという,ちょっとあいまいなお話はあったわけですけれども,
一体いつから競争入札にしていくのかということについて,
お聞きしたいというふうに思います。
◯石井水道局長
コスト差,サービスに対する対価というのがいかほどになるのか。
求めているときに求めるものがあれば,これは大きいでしょうし,いろんなそのときの状況も,
サービスという点においては差があろうかと思います。
今回,私どもいろんな形での生き残りといいますか,図っていく上で,
今は私どもよその都市の単価などを見ながら,今ベースを見ておりますけども,
今後の話として競争性を導入するという話の中では,
当然そこのサービス公社も競争するものというような位置づけの中で,
当然見積もりをとったり,いろんな条件を整理していかなくてはならないと考えております。
そういうことをすることによって,自分ところの内部の改革もできますし,
ほかとの競争,例えば同じとこでも,例えば検針という業務を見ましても,
この地域とこの地域と全部違うと思います。
そういう中でいろんな整理をしながら,早い時期にはそういう競争の状況いうのをつくろうと思っています。
サービス公社も競争をする1つやという位置づけの中で,これやっていこうと思っておりますので,
その根拠云々というお話もございますが,
とにかく今いろんな形でそういう体制に向いていけるように頑張っておるということで
ご理解いただきたいと思います。
◯分科員(井坂信彦)
公社についてなんですけれども,やっぱり私,何遍答弁お伺いしてもわかりかねるのが,
結局早い時期に競争状況をつくり,公社も競争企業の1つとするというふうにおっしゃってるんですけども,
それは結局いつなのかと。
随意契約をずっと続けてこられたわけですよね。
私の考えでは,まさに競争のない随意契約こそが,
その競争力が育たなかった最大の原因ではないかというふうにすら私は思っておりますので,
一体今後いつまで随意契約を続けていくのか,公社がいつか競争力ついて,
がちんこで勝負しても勝てる,その日まで随意契約を続けていくのかどうなのか,
ということについてお聞きしたいのと。
当然,コスト2割削減したら,民間企業に委託する,安く済むなどとは思っておられないでしょうから,
やっぱり2割削減したときに,コスト差は多少それでも残りますけれども,
そのコスト差を上回る価値──仕事の価値の差があるんですという状態にでもしない限り,
到底競争に勝てる企業にはならないというふうに思うので,
その価値の差について,お聞きしたいと思います。
◯片岡水道局総務部長
先ほどの検針の業務の競争性導入ですけれども,先ほどもちょっとお答えしたんですけれども,
平成19年度へ向けて,競争性の導入する方向で,
この来年度──18年度は諸課題のそれぞれの検討を行いたいというふうにご答弁させてもらった。
一応その19年度向けてということでご答弁させていただきました。
◯分科員(井坂信彦)
あと,そのコスト差が残る中で。
◯石井水道局長
コスト差が残るのかどうか,今先ほども申し上げましたけど,全部をやるわけじゃございません。
試験的にやってみようということで,そういう中で,ある地域を決めてということになろうかと思います──
やり方はですね。ですからそこでの条件,我々が常々持っておる基本的なものと,
それからあと仕事としてのものというものは,
18年度にいろいろ整理をしてまいりたいというふうには思っております。