フルーツフラワーパークの抜本的経営改善(外郭委員会)

2005年08月08日

◯理事(井坂信彦) 
フルーツ・フラワーパークの件なんですけども,
全体まとめて指定管理者で今度とっていくという方向は既に出ている中で,
その次の話になるかもしれないんですが,私もホテルとかレストランが,
一体農業振興と何の関係があるんだろうかという疑問を持つスタート地点は,
先ほどの委員と一緒なんですけども,
ただ,このフルーツ・フラワーパーク全体を考えたときに,
そもそもこういうホテルとかレストランを設けたのは,
恐らくホテルやレストランで人も集め,利益も浮かして,
それで浮いたお金と集まった人たちに向けて農業のブランドの情報を発信したりとか,
農業のことを触れてもらったりとか,そういう,そもそものそういう事業スキームがあって,
こういう集客・収益事業とそれから公益の事業をセットで組んで
いったのではないかなと思うんですけども,その理解で正しいですか。

そうであるならば,私はやっぱりホテルはもう,これは続けるしかないと思っておりまして,
今は指定管理者で収益事業と公益事業を同時に受けてという話になってると思うんですけども,
その123人の職員さんの心配があるから,そういう流れになってるんだと思うんですが,
本当は収益事業は収益事業で,特にホテルだけ,もう切り離して,
ホテルのオペレーションがちゃんとできる会社は日本じゅうに幾らでもありますから,
ホテルのオペレーションは,ちゃんとしたホテルの専門のところに任して,
きちんと収益を上げてもらうと。

それが済んだら,レストランも同じことができると思いますし,
バーベキューも同じことができる,売店も同じことができると思いますけども。

123人の職員さんを大量にひどいことにならない範囲ででも,私は仕方ないと思いますけれども,
1つ1つ収益事業を切り離して,ちゃんとしたプロにオペレーションを任していくと。
そこで収益をきちんと上げて,上がった収益で,
本来の株式会社神戸ワイン事業が公益の法人としてやるべきことをやるのが,
やっぱり役所の中におられる皆さんの本来のお仕事ですから。
だから,そういうふうな展望はないのかなというふうに思うんですけれども,いかがなんでしょうか。

◯沼田産業振興局参与 
当然,宿泊施設,先ほどのお話があったように,農業とか自然とか,
触れ合う場として憩いの場として,しかも,これを宿泊型でというような考え方で,
農業なり自然なり全体としてとらえていく場として,しておりますので,
そういうご指摘のとおりだと思っております。

あとの分でございますけども,指定管理の考え方でございますけども,
実はある面で指定管理で公募いたしまして,とられた場合といたしましても,
ある部分について,例えば今お話がありましたような,
そういったプロに運営の一部分を任すとか,そういった考え方は今後とも必要だと思っておりますし,
より収益性高く,しかも皆さんに楽しんでいただけるような形での
応募というのももちろん必要やと思っておりますし,その中で効率を追求していく,
しかもほかの経営を入れながら効率を追求していくことも大事やろうと思っています。


◯理事(井坂信彦) 
じゃあ,重ねて申し上げますけれども,やっぱり私が思いますのは,
この株式会社神戸ワインの職員さんが,
そら,これまでホテルやレストランの運営をこの中でやってこられた
実績は最低限はおありなんでしょうけれども,
やっぱり成果がいまひとつ出ていないという現実がある中で,
収益事業は,もう本当に民間のホテルの運営をきちんとやっている会社,
レストランの運営をきちんとやってる会社に,
もうどんどんオペレーションの部分を任せていくと,
そこできちんと利益を上げていくという方向で考えておられるんでしょうか。

それで,もうこちらの公益法人の方は,
もともとの財団の趣旨に合った公益の事業の方に
集中してやっていくというふうに考えておられるのかどうか。
 
その間,退職不補充とか,退職を勧めるという形で,
プロパーの職員さんは当然減らしていく方向になると思いますけれども,
ソフトランディングする中で,収益事業1つ1つ,プロに切り離して,
そっちへちゃんと収益を上げてもらうという方向になるのかどうか,お聞きしたいと思います。


◯坂本産業振興局長 
指定管理者の問題につきましては,今後そういった形で議論されますので,
これはちょっと避けますけども,今後やはりこういった施設のあり方としてどうするのか,
もともと,今おっしゃいましたように,
公益事業と収益事業が混在して外郭団体がやったというのは,
やはり公益事業をするためのやはり財源として捻出するために収益事業である程度果実──
収益を得て,それをそちらに回そうという趣旨で,いろんな各外郭団体も,
本来の公益事業と附帯事業としての収益事業をもってやっておったわけです。

ところが,なかなか今,その収益事業そのものが収益が出せないといったことで
非常に問題出てきておりますので,やり方につきましては,
今後ちょっといろんな制約もございますので,それは考えますけど,いずれにしても,
その部分で,やはりプロの──民間のプロの力を導入して収益性を上げていくということについては,
非常に大事なことだというふうに思っておりますので,このフルーツ・フラワーパークについて,
今理事のご指摘の内容になるかどうかはともかくとしまして,
そういった考え方は今後必要だというふうに思っております。


◯理事(井坂信彦) 
プロの力を導入するというのは,それはアドバイスを受けるとか,
ちょっと1人管理職に入ってもらうという方法でもそうなってしまうんですけども,
私はもうやっぱり,せっかく事業が収益事業と公益事業にきっちり分かれてるんですから,
もう収益事業は収益事業と割り切って,
もう丸ごとオペレーションを総体として投げてしまうという
方向しかないのではないかなというふうに,この間の議論を聞いてて思ったんですけども。

今すぐに,それをお答えいただけるわけではないでしょうけれども,
単にアドバイスを受けるとか,民間から管理職を1人2人入れてくるとか,
そういう話ではなくて,もう収益事業は収益事業と割り切って,
別に公務員の皆さんがやることではないですから,別に,ええ悪いじゃなくて,
向き不向きはあると思うんですよ。

公益事業が得意な方がここの財団に──ここの株式会社に入って,
どんどん公益性の高い事業をやっていただきたいと思いますし,
収益事業はもう本当にお金を浮かすと,その財源をつくるためだと割り切って,
民間のオペレーションの会社をもってきたら,
ホテル単体としても魅力のあるホテルは可能やと思いますし,
レストラン単体としても魅力のあるレストランは,まだまだ可能やと思うので,
今,公益も収益もせなあかんという一体の組織の中で収益事業を一生懸命企画しても,
そら,やっぱり集客とか売り上げに限界があるというだけで,
もう収益と割り切って,収益専門の人だけで,
その収益事業をやるという方向性をやっぱり一遍真剣に検討していただかないと,
らちが明かないのかなというふうには思います。

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いさか議事録

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