2005年07月19日
◯理事(井坂信彦)
この財団の全体的な今後の話として,今後はもう在宅支援,
特別会計にあるような事業とそれからしあわせの村特別会計にあるような事業が2本柱となって,
そちらは基本的に強化していくと。それで,福祉施設特別会計にあるようなことは,
さっきのマンションの話とかもありましたけれども,原則的には外に切り離すか,
収束させる方向でいくという理解でいいのかということ
◯中本保健福祉局参与((財)こうべ市民福祉振興協会専務理事)
会計の今後の協会の方向ということでご指摘がございました。
確かに介護の関係と村の運営,これが2本柱でございますが,
福祉施設会計につきましても,年金と一緒になりましたときに,
垂水年金会館というのも受けておりまして,それから旧年金協会時代ですね,
それと太山寺の保養センター・ラジウム泉源等もございます。これは過去の経緯で,ラジウム泉源,
それから保養施設の方につきましては,民間の方の運営でやっていただいておりますので,
これは好転をいたしたわけでございますが,大局的に申し上げますと,
先生のおっしゃるとおりでございますが,垂水年金会館の方も非常にこうご利用が多いもんですから,
実は,地震の被害とか,台風の被害で非常に傷んでおりましたものを,
去年も7,000万ほど市の方で予算をいただきまして,
大改修を──外壁のですね,改修等いたしたところでございますので,
これは収束ということではございませんで,当分の間は継続したいと。
それから,あそこのプールもですね,非常にこの3連休は大にぎわいをいたしたということでございまして,
まだまだアジュール舞子等もございますが,
ファミリーには,小さいお子様ご一緒のご家族には好評でございますので,
当分の間は続けたいと思っております。
◯理事(井坂信彦)
全体像なんですけど,年金会館とか,プールとかは,この57ページを見ると,
アウトソーシングとか,他部局移管,廃止検討ということが書いてあって,
別に収束ではないんですけれども,やっぱり基本的には切り離して,
実施まではもうこの財団が今後やらない方向ということだと思うんですけれども,
そうすると,あと残る2本柱の1つはしあわせの村,
それでもう1つが在宅支援事業でということだと思うんですが,
これ,特に在宅支援事業あるいは居宅介護支援事業というのが,
この後で審査する在宅ケア研究所と非常に事業内容が,
何か似てきてしまうのではないかなというふうに思うんですけれども。
この在宅ケア研究所の方の資料を見ますと,もともとこの市民福祉振興協会などが母体となって,
居宅介護とか,在宅ケアの分野を新たに切り離して,
在宅ケア研究所をつくっておられるようなんですけれども,
この辺を一たん切り離したのに,また内部で同じような事業を,
特に事業内容は完全に似ていると思うんですが,
その辺の整合性をどう考えておられるのかについてお聞きしたいと思います。
それから,あとしあわせの村がやっぱり予算的には
一番メーンの事業であろうかと思うんですけれども,このしあわせの村で,
先ほど指定管理の話もありましたけれども,これ,お答えしにくい,
いただきにくいかもしれないんですが,指定管理の公募のときに,
もしこれ,指定管理者がとれなかったら,この財団自体が非常に困ったことになると思うんですけれども。
で,何を言いたいかというと,指定管理者,公募やっても,
恐らく絶対とらはるんやろうなというふうに思ってるんですね。
ほかにも幾つか,こういう外郭団体でそういうのが見受けられるんですけども,
要は随契でべたべたでやってたのが,ちょっとぐあい悪いから,
一応指定管理の形をとるけれども,結局,もっと言えば,ここの部署ではないですけども,
公募の要件なんかも,実際,外郭団体はもう早くに入手して,
公募開始前に資料ができ上がってたりとか,そういう例も私は見ているので,
ここも恐らくそうなるんではないかなと,あるいは先ほどの局長のご答弁でも,
非常にそういう後ろ向きなニュアンスを感じたというか,
指定管理者制度本来の趣旨とはちょっと違う,要は透明化させて,
一応随契ではぐあい悪いので,でもほかにはここの財団以外に仕事とれるとこは,
恐らく実質的にはないと思いますというような答弁やったと思うんですけれども,
その辺の指定管理者制度,しあわせの村の指定管理者制度について,
どういうふうに思っておられるかということについてお聞きしたいと思います。
◯中村保健福祉局長
まず,在宅支援事業──ヘルパー等の事業ですけれども,少し沿革がございまして,
介護保険制度ができるまで,このホームヘルプ事業というのは,
行政の施策としてやってきてたわけですね。
しかも,神戸市の場合は,市民福祉をまもる条例というのがあって,
市民の皆さんも一緒になって市民の福祉を守り育てていくという条例があるわけでございますから,
それをベースにしてやっていくという意味からいったら,
行政がやるホームヘルプというのを市民福祉振興協会にお願いをして,
有償ボランティア制度みたいなことでスタートした経緯があるわけでございます。
ですから,そのスタートのときには,市民の皆さんの,もちろん有償なんですけれども,
ベースにボランタリーの気持ちがあったと思うんですね。
それでスタートしていった。ただ介護保険になった途端に,
そこのところは制度的に吹っ飛んでしまうわけですね。
事業者がいっぱい出てきて。
じゃあ,市民福祉振興協会も1つの事業者として,今後ともやっていくのがいいかどうかというのは,
少し私自身も大変悩みを持っています。
おっしゃるように,一方では在宅ケア研究所というのが同じようなことをやっておりまして,
ヘルパーはやってないわけですけれども,
訪問看護とか訪問リハビリみたいなことはやってるわけですね。
ですから,そこいらの整合性みたいなことは,やはりとっていかないかん。
それで,これ,もっとも振興協会が本当にヘルパーみたいなことをベースに置きながらですね,
今後ともやっていくことがいいかどうか,みたいなところはですね,
よく内部的にも議論をしないといけないんかなと思ってます。
専務が当初のご質問にもご答弁申し上げましたように,
できるだけ民間を育てる,民間にやっていただくと,
介護保険スタートのときに,そういうスタンスであったわけです。
ただ,6割のシェアを持ってましたから,一遍にはいかない。
今はもう1割ぐらいのシェアなんですね。
それは1つの方向として正しかったと思ってまして,
ですから今後,制度も変わっていきますし,
今後も振興協会が事業者として本当にこのままやっていくことが,
本当にいいんかどうかというところは,
内部的にやっぱり議論をしないといけないんかなと思ってまして,
その中で在宅ケア研究所とも役割分担みたいなこともおのずから出てくるんではないかなと,
このように考えています。
それと,指定管理者の問題は,決して誤解がないようにお願いしたいと思っています。
私,決して後ろ向きでやってるつもりないんです。
とにかくしあわせ──本岡理事もおっしゃったように,村の理念というのがあるわけですね。
ですから,それを守りながら,いかに効率を──
指定管理者が一方では目指しております管理運営についての効率化,
いわゆる役所で言うところの硬直性の打破みたいなところですね,
そういうところを実現していくかということについて,
大変議論をして,内部的にもかなりの議論をいたしました。
その結果として,やっぱり運営については,かなり先っちょのところで,
民間のノウハウというのを入れていただく前提で考えないといけないなと,
このように思ってまして,
そういう意味で振興協会自身も民間に負けないだけの
管理運営体制を考えてくださいということでずっとお願いをしてきていまして,
さっき軽々に,多分振興協会しかないと思いますみたいなことを申し上げましたけれど,
場合によったら公園の部分てなものはですね,一括でやっていきますけれども,
ほかのところが出てくる可能性があるし,ホテル部門については,
そこが受けた上でどっかに出していくみたいなことだってあり得るわけですね。
ですから,そういう意味で振興協会自身も,
やっぱり効率という部分については真剣に考えて出すんだったら出してくださいということを
お願いしておりますので,決して後ろ向きで,よく言う振興協会を守るために,
何かポーズでやってるんだから,みたいなことが思われたらいけませんし,
決してそういうつもりじゃないということだけはご理解をいただきたいなと,
このように考えています。