ドイツのような環境教育を(総括質疑予算)

2005年03月16日

◯委員(井坂信彦)
省エネ・インセンティブによる環境教育についてです。
環境局の予算委員会でESCO事業やKEMS取得企業への優遇などを議論しましたが,
環境を守れば経済的にも得をする仕組みを神戸市がつくるのが大切だと考えております。
その延長線上で今日はフィフティー・フィフティープログラムというものの導入についてお伺いしたいと思います。
 
ドイツで始まり,日本でも取り組まれている環境教育のプログラムであり,
生徒が学校の水道光熱費を工夫して節約すると,その金額の一定割合が学校予算に上乗せされる仕組みであります。具体的なインセンティブの与え方など詳細な手法はここでは申し上げませんが,
まずお聞きしたいのは財務サイドについてお聞きしたいと思います。
 
現状の予算リサイクル制度などを活用して,
学校の省エネに対して予算的なインセンティブを学校に直接与えることは可能かどうか,
頑張って節約したら翌年度の予算ベースが下げられてしまうというようなことがないのかどうか,
財務サイドにお伺いしたいと思います。

◯岡田行財政局長 
予算リサイクル制度は,市税をはじめといたしました限られた財源を有効に活用することを目指しまして,
職員1人1人が事務事業の実施方法の創意工夫などによりまして
捻出した予算の節減額を後年度の予算編成に活用する制度といたしまして,
平成14年度から導入いたしたわけでございます。
14年度から15・16のことしの分も含めて3カ年で毎年約4億出てございます。
それで,14年度・15年度の4億──8億についてはその半分の4億を後年度で
各局の予算編成において要求枠に上乗せをさせていただきまして,
残り4億は全市的な事業で使わせていただいたところです。
今年度の4億は今後追加でお願いをする予定になってございまして,
これは17年度の補正あるいは18年度にまた活用させていただく予定にさせていただいています。

なお,お尋ねの学校運営費の節減額を後年度の予算編成において
活用することができるかということでございますが,
この予算リサイクル制度において活用することは可能だというふうに,私考えてございます。
 

◯委員(井坂信彦)
学校のフィフティー・フィフティープログラムという環境教育についてなんですけれども,今度は教育長にお伺いしたいのですが,先ほどの財務サイドの答弁を受けて,可能であると,フィフティー・フィフティープログラムのような環境教育に私はぜひ神戸市でも取り組んでいただきたいと思いますが,どうでしょうか,お願いします。


◯小川教育長 
特に省エネの関係で学校や子供たちがそういうようなものに努力した場合,
例えば環境教育とかいうようなものに還元をできないかというような
ご趣旨だというふうに考えてございますけれども,
取り組みとしまして非常に大事な取り組みだというふうに私は思ってございます。
 
ただ,光熱水費を見ますと,かなり毎年気象状況といいますか,
例えば夏の暑さとか寒さとか,そういうようなものによってかなり変動が大きいということでございまして,
そういうような中で例えば学校なり子供たちの努力というのがどれだけ反映されたかどうかということ,
そういうものはなかなか見えないといいますか,
そういうような場合が多いのではないかなというふうにも思ってございます。

それと,光熱水費につきましては年間を通じて執行していくということでございますので,
年度末まで必要額を把握できないといいますか,そういうふうな要素なんかもありまして,
なかなかその判断が少し難しいのかなというふうには思ってございます。
 
そういうようなことでございますので,
予算リサイクル制度を学校に対します予算再配分としての恒久的な仕組みといいますか,
そういうふうなものとして制度化するにつきましてはいろんな工夫が
要るのかなというふうには思ってございます。
 

◯委員(井坂信彦)
省エネ・インセンティブについて,環境教育についてはまた具体的にいろいろ手法ありますので,
ぜひ前向きにご検討いただきたいというふうに思います。

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