2005年03月11日
◯分科員(井坂信彦)
つい先ごろ,東京都水道局の外部監査結果に興味深いことが書いてありました。
東京都水道局の話ですけれども,夜間待機は,むだが多いのではないかという指摘でありました。
営業所の夜間待機──夜間受け付けの待機で年間2億3,000万と,
それから給水待機で7億9,000万円の待機手当が支払われていることに対して,
東京都が監査の立場から削減を求めたものです。
神戸市の場合は,市内5つのセンターに3人ずつ夜間待機をさせていると──
そういう15人体制が基本であるというふうにお聞きをしております。
東京都の場合が──問題となった東京都は109人の体制で夜間待機をしており,
事業規模が,ちょうど大体神戸市は東京の10分の1であるということを考えると,
神戸市の15人体制は決して少なくはないように思われますが,神戸市水道局の夜間待機体制について,
さらなる効率化が可能だと思いますが,局長のご見解をお伺いしたいと思います。
これは別に,浄水場とかの実際の仕事をしていらっしゃる方の部分とは別の話で,待機の部分についての質問です。
◯安藤水道局技術部長
私の方から,夜間の待機体制ということでお答えしたいと思いますけども,
まず,ちょっと東京との比較でおっしゃられたわけでございますけど,
ちょっと10倍というのは,正確な比較の数字ではないと思います。人口でいけば5.何倍とか,
そういうことでございますので,一概に,その数字で比較というのは,
ちょっと違うのではないかというふうに思っております。
それから,私どもの待機体制でございますけども,水道事業は言うまでもなく,
24時間市民生活,都市生活活動をライフラインとして支える,
常に安全で良質な水を不断なくお届けするというのが使命でございまして,
夜間においても,漏水や水質事故など突発的な事故に対して,
緊急対応を行っていく必要があるわけでございます。
こうした中で,我々の体制と申しますのは,水道局のセンターで,平日の時間外,
それから休日におきまして,職員を待機させております。
これは,配水管の漏水などの突発事件の緊急対応,さらには赤水であるとか,
取水不良であるとか,あるいは水道料金の滞納者の停水解除であるとか,そういったもろもろについても,
すべて3人の待機者でやっておるわけでございます。
このような夜間休日の緊急対応のため,1年間通して,平均でございますけれども,
80%の日数の日が,出動している日でございます。その出動した日の平均的な回数でございますけれども,
これは1日当たり2.5回の件数で出動をしているというとこでございます。
出動内容につきましては,もろもろ開閉栓から,漏水から,修繕から,
いろいろあるわけでございますけれども,そういった形でやっておるわけでございます。
3人の体制をとっております。現場作業に1班2名ということ,
それから連絡調整に1名,合計3名で体制をとっておるわけでございます。
この3名体制と申しますのは,これは最低限の人数でございまして,
出動したときにバルブ操作並びに交通整理等にやるには,
最低2人という単位が必要でございますので,その人数,さらに連絡調整で1人と,
こういった3人体制でやっておるわけでございます。
そういうことでございますので,漏水があった場合,市民の皆さんから早く直してほしい,
早く来てほしいというご連絡がございます。
それらに対応していくわけでございますし,また,大きな配水管事故でございますと,
ほっておくと2次災害が起きまして,いろんな障害,
あるいは大きな影響が出るということでございますので,待機者がそれに迅速に当たると。
そういう体制で市民の皆さんに安心していただける体制を我々はとっておるというとこでございます。
これは非常にバルブ操作であるとか,そういったものにつきましては,
緊急で閉める場合,どこにバルブがあるのか,あるいはどのバルブをさわればいいのか,
どちらの方向に流れているのかという,かなり熟知をした─
─日常の作業の中で熟知をしておる必要がございまして,これが単にほかの者にできるかというと,
そうはならないと私たちは思っておるわけでございます。
◯分科員(井坂信彦)
現場2名で連絡1名と,そう考えれば最低限なんですけれども,ただ,
じゃ5つに分けて──5つの区域に分けて,本当に夜間の体制をとっておく必要があるのかどうか。
東京とか横浜あたりでは,そういうブロック分けのことに関して,
監査や議論の対象になっておりますので,別に市内を5つに分けておかなければ,
全く仕事が回らない,緊急性に対応できないような内容であるのかどうか。
もっと効率的に,2つのブロックかけ持ちでやったり,
お互い人が足りないときは融通し合ったりということが可能なのではないかということに関して,
1ブロック3人が最低なのはさっきのご説明でありましたけれども,
別にブロック5つがっちり守っておく必要があるのかどうかについて,お聞きしたいと思います。
それから,バルブ操作が専門的なことで,職員じゃないと無理なんやということですけれども,
これまでもほかの会派から,夜間待機も含めて,民間委託の話なんかもあったかもしれないですけれども,
やっぱりそれは専門的だと言い出したら,それはどんなことでも専門的やと思うんです,
水道局がやってはる仕事は。
でも,それを言っていて,本当に業務が回っていくのかといったら,私は答えはノーやと思いますので,
そういった専門的なこともきちんと一般化していけないものなのかどうか,
もうここのバルブのあけ閉めに関しては,
未来永劫水道局の職員がやっていかないかん仕事というふうに本当に言えるのかどうかお聞きしたいと思います。
安藤水道局技術部長
各センターの出動ですけれども,平均で先ほど80と申しましたですけども,
最高が90,最低が61%でございまして,どのセンターも出動しているということでございます。
それから,ブロック分けでございますけども,営業所と配水事務所というのがございまして,
それらを統合して,それぞれ3人ずついたのを今の体制に縮小をしておるブロックでございます。
我々事故の対応につきましては,これは1つの目安でございますけども,
通報があって30分で一定処置ができるというのを1つの目安にしておりますので,
例えば端から端に行っている間に,
その事故の2次災害が起きるということのないようにという形で私どもは考えております。
それから,未来永劫のお話がございましたですけども,未来永劫とまでいきますと,
それは可能性は否定はいたしません。
ただ,今の状況の中で,これだけの──一番管路網がウエートをたくさん占めておるわけでございまして,
材質の経年化もたくさんございます。
そういったものの集約されたもののノウハウをすぐに民間がということでは,
とても,ちょっと今のところは考えられない。そういう,例えば流れの中でいけば,
かなりあとの方になる分野ではないかなと思っております。