2004年07月02日
◯2番(井坂信彦君)
行政評価システムについてです。
この春,行政評価条例が定められ,
これまでばらばらに行ってまいりました事務事業評価と政策・施策評価,
これは神戸市の場合はしみん しあわせ 指標がこれに当たるわけですが,
これらを統合して,行政評価システムを
具体的につくり上げる時期ではないかと思います。
そこで,質問ですが,新しい行政評価システムをつくるに当たり
3つのポイントがあると考えております。
1つは事務事業評価と政策・施策評価,2つの評価を統合するということ,
2つ目は内部評価,それから利用者・市民の評価,
そして専門家など第三者評価の3方面からの評価を統合するということ,
そして3つ目は評価結果が翌年の予算やプロジェクトの軌道修正に
半ば自動的につながるようなシステムを構築すること,
このような統合された行政評価システムをつくることについて
見解をお伺いしたいと思います。
◯行財政局長(岡田耕作君)
神戸市では,先ほどの予算市会で市民・地域の知恵と力が生きる
協働と参画のまちづくりを実現するための協働・参画3条例を
制定いたしたわけでございますが,行政評価条例では行政評価のシステムとして,
現在行っている事務事業評価とともに
施策評価の実施を位置づけておるわけでございます。
このうち事務事業評価につきましては,昨年度──
これは条例ができる以前ですので,要綱におきまして
181事業の評価を行ったわけでございます。
その際の事務事業の外部評価報告書において,
同じ施策目標を達成するための他の類似した事務事業との
相乗効果を加味した上で,優先順位づけ等の相対評価を行うことが有効との
ご指摘は受けておるわけでございます。
今年度──16年度と17年度の2カ年にわたりまして,
神戸市のすべての事務事業の評価を行う予定にしておりますが,
昨年度のご指摘を踏まえた改善を行い,
評価を実施していきたいというふうに考えてございます。
一方施策評価につきましては,これからの神戸づくりの指針となる
新たなビジョン──中期計画でございますが,
これの策定に向けての基本方針として成果指標の導入を
位置づけているところでございます。
具体的には,平成14年に策定いたしました
しみん しあわせ 指標を踏まえて,行政評価条例で
位置づけられている施策レベルでの行政評価を行うための
成果指標を積極的に導入し,PDCAサイクルによる
進行管理を行うこととしております。
今後そういうことで事務事業評価の結果も踏まえて,
施策評価との連携の方法も研究してまいりたいと考えております。
とりあえずこの3月の市会で条例をご承認いただきまして,
今年度からそれに踏み出していくわけでございますので,
現在の条例の内部評価と外部評価の2面にわたって
今年度・来年度は実施をしてまいりたいと思います。
また,その結果につきましては,常々申しておりますように
市民に説明責任等──公表いたしまして,
その後説明責任を果たしていくというようなことで,
できるものから予算に反映していくという考えでやってまいりたい,
このように考えております。
そういうことで今後ともさまざまなことについては
研究してまいりたいと思っております。
◯2番(井坂信彦君)
この春の議会で市民参画3条例と大々的に銘打ってつくられた
行政評価条例ですから,ただ単にこれまで行ってきた
事務事業評価としみん しあわせ 指標というのを,
条例で新たに位置づけし直しただけということになってしまっては
大変寂しいと思いますので,きょうはちょっと時間の都合もありまして
再質問しませんけれども,今後も総務財政委員会で折に触れて
議論させていただきたいと思います。