2004年03月15日
◯分科員(井坂信彦)
地下鉄やバスの広告収入をふやすということで,先ほどご答弁の中でもいろいろ手をかえ品をかえ,
新しい広告スペースをつくり出していらっしゃるということはお聞きしましたが,
そちらの方はそちらの方でやっていただければいいと思うのですけれども,
秋にも問題にさせていただきました既存のいわゆる紙媒体の車内の広告は,
こちらはやはりそのまま放置していいというふうにも思いませんで,
値段の面等々でまだまだ工夫の余地があるのではないかというふうにも思っております。
午前中のご答弁の中でも,特に地下鉄海岸線の広告スペースを大規模店舗に売りに行くけれども,
なかなか売れないのだというお話がありましたけれども,いただいた資料によりますと,
地下鉄海岸線のそういう広告スペースの値段ですよね,
1両の中の1枚の広告を1日出すという単位当たりの価格が,
海岸線と山手線が恐らく同じ値段設定になっているのではないかというふうに思うのですが,
これはもし計算が違っていたら指摘していただきたいですけれども,
もし仮に山手線と海岸線の広告スペースの値段が一緒だということであれば,
これはやはり普通は広告の値段というのは,それを見る人の人数掛ける面積というのが
広告の値段ですから,同じ値段であれば,やっぱりそれは海岸線,
現状乗っている人は非常に少ないですから,それなら何か割高に感じられてしまうと,
広告を出す側からすれば──ということが起こっているのではないかと思いますが,
その点についてまずお聞きしたいと思います。
◯松田交通局長
具体的になかなか,今の広告の海岸線と西神のあれでございまずが,例えば車内の広告で,
いわゆる1両当たりの料金を比較いたしますと,例えばやってみますと,
ほぼ──西神と海岸線とは1両当たりの料金でまいりますと,ほぼ同額になっておると,
それはご指摘のとおりでございます。
大変,これも先ほどから午前中の話に出ておりましたが,PR方法の多様化というふうなことで,
特に紙媒体──ご指摘の車内の,そういう紙媒体の広告は
非常に落ち込んでおるというふうな状況でございます。
この料金の設定でございますが,基本的には乗車人員とか広告の形,それからその大きさ──面積ですね,
それとか期間,それから形式のボリュームなど広告の露出度に応じて決めていると,
こういうことでございまして,それに加えまして,JRとか他の事業者との,
あるいは駅の周辺なんかの場合は,駅の状況なんかも相関関係を加味しながら,
最終的に価格を決定しておるというふうな状況でございます。
今ご指摘の,例えば海岸線の小天井枠,いわゆる網棚の上のそういう枠を比較いたしますと,
先ほど1両当たりの料金でいきますと,額はほとんど同じでございます。
ただ,先ほどから申しておりますように,乗車人員という,いわゆるそのボリューム,
トータルとしてどれだけ露出をしているかと,そういう単位で見てまいりますと,
乗車人員1人当たりの枠の──1人当たりで価格を比較いたしますと,
西神・山手線で1人当たりに逆算いたしますと97円程度になります。
海岸線のお話が出ておりましたが,そういう計算をいたしますと,海岸線では41円程度と。
総額は,1両当たりで比較しますと余り額は変わらないのですが,乗客の人員が違いますものですから,
1人当たりで比較いたしますと,そういう差が出てきております。
そういう意味からいきますと,必ずしもご指摘の乗車人員,掲出の総数などから見て,
1両当たりという意味では確かに同じような額でございますが,
まずまず相当の線にいっているのではないかと,このように思ってございます。
ただ,これはご質問でございませんでしたが,駅舎ですね,駅舎の広告という格好でいきますと,
海岸線の利用者が当初の想定を下回っておるというふうな状況を見ていきますと,
ちょっと割高になっているのではないかと我々も考えてございまして,
駅舎の料金の見直し等についても工夫をしていかなければいけないというふうに
考えておるところでございます。
いずれにしましても,これからこういう紙媒体,不況の影響もありまして落ち込んでおる,
落ち込んでおるということだけでは我々としても済まないと思ってございますので,
例えばセット販売等の工夫をするとかですね,あるいは料金の見直しというふうなことも
視野に置きながら,とにかくトータルとしまして,
広告料収入も含めました附帯事業の収入がふえるような努力を今後とも何とかしていきたいと,
このように思ってございます。
◯分科員(井坂信彦)
あと広告について,私はちょっとよくわからなかったのですが,
その1人当たりの値段というのはどういうことなのかが少しわからなかったので,
もう少し詳しく説明していただきたいと思います。これは1人に見てもらうのに
必要な費用が山手線は97円で,海岸線が40幾らということなのか,
ちょっと意味が純粋にわからなかったので,教えていただきたいと思います。
◯山上交通局参事
それでは,広告料金の比較の件でございますけども,具体的で小天井といいまして,
網棚の横にある料金,これが西神・山手線の場合15万 9,000円で,
海岸線の場合は3万 8,000円でございます。それに対します車両数が西神・山手線で 168両と,
それから海岸線で40両ということになりますので,1車両当たりの値段ということからすれば,
大体2割の金額になりますけれども,これを1日のお客様,これが一応,地下鉄の場合,
西神・山手線では27万 3,560人,こういう方がお乗りになりますので,これを1両当たり,
168両ございますので,1日当たりの人員に直しますと
1,628人の方がご覧になっているということですんで,15万 9,000円,西神・山手線の場合,
それで終わりましたら大体1人当たりの単価が97.6円になるということでございます。
それから海岸線の場合も同じように計算しましたら41.6円になると,
そういうふうな形のもので考えております。