総花的な情報じゃなく…(第1回定例市会)

2004年03月04日

◯2番(井坂信彦君)
神戸市の情報の流れについてお伺いいたします。
 
神戸市の政策の情報は,きちんとしかるべきところに
届いているだろうかと思うわけです。

この予算で市長の特別枠予算45億円,
それを 170のソフト事業に割り振って,
1件当たり数百万から数千万円のソフト事業がたくさん並んでおります。
 
橋ですとか道路のようなハードをつくる場合は,
それが目に見えるものですから,気づいて勝手に渡る人もいますけれども,
こういう小さなソフト施策というのは,
きちんと広報しない限りだれもその存在に気がつかないたぐいのものであります。

広報宣伝の基本はターゲットを絞ること,そして伝える内容もこれまた絞ること,
そしてさらにその人にちゃんと伝わったかどうかを確認するという,
この3点であろうかと思います。
 
質問ですけれども,広報はすべての情報をすべての人にではなく,
その人が必要とする分野の情報に絞って確実に理解をしていただく,
そういうふうにやるべきだと考えますが,総花的な広報ではなく,
ターゲットを絞った戦略的な広報についてどう考えますでしょうか,
お伺いいたします。

◯助役(鵜崎 功君) 
市の代表的な広報というのは,ご案内のとおり広報こうべでございますけれども,
特に広報こうべにつきましては,市政に対します市民の理解を深める,
あるいは市政と市民を結ぶパイプ役ということで
毎月1回全世帯に配布されてございます。
 
この広報こうべですけれども,利用度というものが非常に高うございます。
例えば平成14年度に神戸市民の1万人アンケートをやりましたけれども,
全体としてはよく見る,たまに見るというのを合わせますと
81%の方が見られているということでございまして,
ただもちろん20歳代では53~54%,
年がいくにつれてよく見られているという傾向はありますけれども,
若い人でも54%前後の方が見られているということで,
そういうことで非常に利用度が高いというふうに思ってございます。
 
もちろん先ほど申しましたように,
さまざまな世代にわたって利用されているということもございまして,
逆にそういうことから求められている情報が多岐にわたって,
どうしても幅広い情報提供になってしまっているということもございます。
 
ただ,もちろんそうした中ではございますけれども,
紙面上の工夫というのは絶えずやっておるつもりでございまして,
子育て世帯向けには児童健診などの一覧表を作成してみたり,
あるいは60歳以上の高齢者向けの事業の紹介では
文字を大きくしてみたりということで,
少なくとも市民が利用しやすいような工夫は,
その都度その都度今後ともやっていきたいというふうに思ってございます。
 
一方で,より効果的な情報発信を行うためには,お話ございましたけれども,
ターゲットを絞った広報が必要だということは全く同感でございます。
 
そこで,広報こうべ以外にもインターネットあるいは
テレビ・ラジオなんかを通じまして,
積極的に情報提供を行ってございますけれども,
携帯の情報端末あるいはメールマガジン,そんなものを活用して,
時代の流れに沿った広報媒体も活用しながら,
広報の充実を図ってきておるところでございます。
 
特にインターネットにつきましては,アクセスする人のニーズに応じた
対応ができるということもございまして,市政情報であるとかあるいは
生活情報をはじめといたしまして,
雇用とかあるいは観光とか関心の高い情報にアクセスしやすくしておるという
状況でございます。
 
また,特に若者を中心に普及してございますメールマガジンにつきましては,
観光情報を充実させて毎週配信する,
そういうことで利用者のニーズに合わせた効果的な情報発信にも努めております。
 
それ以外でも例えば目的に合わせた情報発信も進めておりまして,
例えばですけれども,企業誘致につきましては──
もちろん企業誘致の場合は特にダイレクトメールや企業訪問というのが
一番大事でございますけれども,
それ以外にもプレジデントあるいは日経ビジネス,
そういうビジネス雑誌に情報を掲載させていただいてございますし,
あるいは観光客の誘致を図るためにラジオ・テレビ,
そういうものの活用もさせていただきながら,
広域での情報発信も行っているということでございます。
 
今後とも広報につきましては,市民のニーズを把握して,
情報発信においてもそれぞれの分野の特色を生かしながら選択と集中,
そういう考え方を取り入れて,年齢層も考えて,できるだけニーズに合った,
より効果的な広報を戦略的に行っていきたい,
企画してまいりたいと考えてございます。

◯2番(井坂信彦君)
今はもうITでは相手に情報を送り分けていくということが
ぜんぜん難しいことではないので,
きちんといろいろ研究してやっていただきたいというふうに思います。

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いさか議事録

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