2003年10月01日
◯理事(井坂信彦)
水道メーターの検針のことについてです。
先ほどの質問にもありましたけども,
神戸市水道サービス公社にメーターの検針を委託されているわけですけれども,
こちらの検針の単価は1件当たり 183円であると,以前,
中川部長の方からご答弁がありました。
全国各地の自治体の中には,水道メーターの検針を民間企業に委託しているところも
結構あるようでして,そちらの検針事業の委託の規約などを各地調べてみましたら,
大体1件当たり70円から 100円の間におさまっていると。
これ単純に比較していいのかどうかわからないですけれども,
神戸市水道サービス公社のメーター検針の単価は,
民間企業の倍ではないかというふうに,私には見えたんですが,
その点についてご見解をお伺いしたいと思います。
◯中川水道局総務部長それから,
委員おっしゃいました 183円というのは間接費を含む費用でございまして,
1件当たりの件数,直接費用で申し上げますと, 169円でございます。
他都市の費用というのが,いろいろと委員の方も独自に
お調べになっておられるようですけれども,実際には,
例えば,市域の面積とか,あるいは人口密度とか,
それがどういう形で張りついておるんだとか,
それから,件数,その他によっていろいろとあると思います。
例えば,ある市は完全に民間企業に委託しておるわけですけども,それは,
じゃあ幾らかといいますと,
我々がお聞きしていますのは 147円いうふうな数字もございます。
また,委員がおっしゃいますように,ほかの都市で80円前後の数字もございます。
そういうことで,なかなかこの辺の実態上,あるいは委託の内容の分析が,
詳細には,それぞれ事情がありますので,できておりませんのですけれども,
総じて,民間委託の方が少し安いかなというふうな気はしております。
そういうことで,私ども自身も検針につきましては,
水道サービス公社でずっとやっていただいておりますが,
もともと神戸市では,平成3年から徐々にやっておったのを全面委託,公社にはしました。
当時は,こういった民間に委託するという手法が余りありませんで,
むしろその段階では,より積極的な経営の効率化を図ったというふうに思って──
先進的な取り組みだったというふうに思っております。
それ以降,検針数の増加いうのもありましたけれども,人員については,
それほど増やしておりませんし,できるだけコストを抑制,
効率的に行ってきたというふうには思っております。
ただ,ご指摘のとおり,現在は検針を専門に行います
民間業者がふえてきております。
これらの民間会社の活用を考えるに当たりましては,
現在,サービス公社で行っていますいろんな──検針だけじゃなしに──
附帯業務がございますので,そういう附帯業務が実際にそういうところで
引き受けられるかどうか。引き受けられたときには,
実際,じゃあどういう単価になるのかどうか,
このあたりも検討課題と思っております。
そういうことで,私どもとしては,経費の観点からは
検針業務の効率化というのは重要であると思っておりますので,
お客様に対するサービス,これは低下させることはできませんので,
それを維持しながら,さらにコスト縮減を図る考え方,
これが公社並びにあるいは民間活用という,そういう幅広い中で,
今も検針業務のあり方については検討している最中というふうなことでございます。
検討の内容については,ちょっとここで──済みません──
まだ申し上げられませんけども,要は検討中だということを申し上げておきます。
◯理事(井坂信彦)
水道メーターの検針単価のことについてなんですが,
147円のところもあるというお話なんですけれども,
私,昨日の晩,かなりいろんな街の委託契約見まして,数字見まして,
全部70円から 100円の間ですね。 147円というところは,
それはそういうところもあるのかしれないですけども,それに比べたって,
今の神戸市の 169円なり 183円は高いのではないかと。
今,検討中だというふうにおっしゃいましたけれども,
ここで1点だけお聞きしたいのは,
実際,神戸市の検針業務を民間企業にお願いしたときに,
一体単価幾らでやってくれるのかというそういう
見積もりはとっていらっしゃるのかどうかをお聞きしたいと思います。
◯中川水道局総務部長
あと検針について,水道局としては見積もりをとったことはございません。
◯理事(井坂信彦)
見積もりをとっておられないということで,
これ私はぜひとるべきだというふうに思います。
他都市がどうとか,まちごとに状況が違うから
一概に比較できないとおっしゃるのであれば,
じゃあ,神戸で民間に任せたらどうなのかという
数字を持った上で反論してくださらないと,何で公社なのか,
何で民間ではだめなのか,コストの比較はどうなのかという話が
一切できないというふうに思っています。
この間,民間委託の話が何でこれだけ出るかというと,やっぱり民間企業の方が,
実際必死に働くからではないかというふうに思っているわけです。
皆さんがのんびりしていらっしゃるとか,全然思わないんですけれども,
ただ,必死さが,やっぱり1段階違うのではないか。
それは,もう民間企業は,やっぱりちょっとでも何か間違いがあったり,
ちょっとでも値段が高かったりすると,仕事を外されてしまうという危機感がある。
会社がつぶれてしまうと,自分が首になるという
危機感を持ってやっている人たちだから,どうしても民間の方が必死さが一回り上回る,
そこが民間の1つのよいところではないかなというふうに思っているわけです。
せっかく公社に委託して,それは当時としては,
一歩進んだ委託ではあったと思うんですけれども,
でも,その先に公社にずっと毎年毎年仕事をあげ続けるということをやっていて,
ほかとの相見積もりもとらないと,毎年毎年公社に委託し続けていたら,
それは最初のころの志の高い公社から,まただんだんなれてきてしまって,
毎年仕事はもらえるもんだというふうになってきたら,
それは民間委託,いわゆる外に出しているという
意義が薄れてくるのではないかというふうに思っています。
やっぱり公社ものんびりしていたら,
仕事を外されるかもしれないという最低限の危機感を持ってもらえるように
相見積もりをとるなりして,
きちんと委託先をもう1度考え直してほしいというふうに思います。