2003年03月05日
◯分科員(井坂信彦)
サービス水準の宣言ということについて,お伺いいたします。
一般的に3分救急,5分消防というふうに言われているとお聞きしました。
救急車は3分で到着する,消防車は5分で到着するのが
理想であるというような意味だと思いますが,
救急車でいいますと,平均して神戸市の場合,
到着まで 5.6分かかっているというふうにお伺いしております。
これは別に神戸市だけが遅いわけではなくて,
全国的に見ましても大体5分から10分平均で
かかっているというふうに思うわけですけれども,
こういった数字を1つ内部の目標をつくる,さらに内部目標だけではなくて,
それを住民に公表していくということについてお伺いしたいと思います。
イギリスで昔から行われておりますシチズンズ・チャーターというやり方,
市民検証と訳されますけれども,例えば役所の窓口サービスで
住民票は必ずどんなに遅くても5分以内にお手元に届くように仕事をしますと,
そういう数値でサービス水準を住民の方に約束していらっしゃると。
それと同じように救急・消防車が必ずどんな地域でも,
どんな遅くなっても何分以内に着くように,
そういうつもりで仕事をやりますというサービス水準を宣言されることについて,
お考えをお伺いしたいと思います。
◯長手消防局長
サービス水準の宣言についてでございますが,私どもは一定のプランに基づきまして,
施設の整備でありますとか,いろんなものを進めておるわけでございますが,
これはすべてサービス水準を維持向上さすためのソフト,
ハード面における整備でございます。
先ほども申し上げましたように, 119の施策がありまして,
今の現在で進捗状況は約9割程度まで進んでおるといった状況にあります。
そういった条件で最大の市民サービスを追求すべく努力をいたしておるところでございます。
一方,国におきまして消防力の基準という仕組みがございまして,
市町村の規模でありますとか,いろんな形態によりまして,
消防車,救急車等はどのくらいの基準を備えるべきであるかといったことも
水準を示されておりまして,それを参考にしながら,
先ほど言いましたような計画を進めておるところでございます。
ご指摘の市民にわかりやすい水準の設定についてでございますが,
ちょうど昨年から行政経営品質向上ということで,
庁内全般で取り組んでおるものを消防局ではより一層力を入れまして,
市民の満足度を上げるために,いろんな分野において,
今,各セクションで検討を進めておるところでございます。
ところが,先ほどの消火困難というふうな話もありましたように,
神戸市内も非常に条件がいろいろございまして,
同じような条件のとこばっかりではございませんので,
3分,5分というような単一的な目標がうまくできるかどうか,
こういったことを今,研究をしておるところでございます。
やっぱり条件の悪いところにつきましては,なかなか到達しにくい面等々ございます。
いわゆる我々の力だけではできない部分がございますんで,
その複数要素を絡み合わせながら,目標設定をいかにするべきかという
研究を進めておるところでございまして,そういったものを進めながら,
市民サービスの水準を向上させていきたいということは
目標としては持っておるわけでございますが,目下のところ,
具体的な目標についてはちょっと研究中ということにさせていただきたいと存じます。