2003年02月28日
◯分科員(井坂信彦)
生活保護受給前と後の,主に金銭的な格差についてお伺いいたします。
まず最初に,誤解のないように申し上げておきますが,
生活保護は人生のピンチに一時的に陥った人でも,
最低限の生活ができるように保障していくという,
そういうセーフティネットとして最も重要な福祉施策だと私は思っております。
その収入が最低限の生活ラインを下回ってしまった方。
それで資産もないという場合に,生活保護を受給できるわけですが,
同時に各種の公共料金が免除される仕組みになっております。
国民年金,市県民税,固定資産税,上下水道の基本料金,
NHKの受信料,それから市バス,地下鉄のフリーパス,保育料,医療費と,
これらの優遇措置がおかしいとか,なくすべきだというわけでは全くなくて,
生活保護の受給前と後で,これだけ大きな格差,段差があるということが
問題だというふうに考えています。
生活保護を受けずにぎりぎりのところで頑張っている人よりも,
生活保護を受けている人の方が,実質手元に残るお金が多いのではないか。
あるいは,頑張って幾ら働いて生活保護を卒業しようと思っても,
卒業した途端にこれらの優遇措置が一斉に打ち切られてしまって,
生活保護のときよりも苦しい生活になってしまうのではないかと,
このような制度はやはりおかしいのではないかと考えるわけですが,
ご見解をお伺いいたします。
2003年02月28日
◯分科員(井坂信彦)
受動喫煙の防止についてお伺いいたします。
他の人のたばこを吸ってしまうという,煙を吸ってしまうという
受動喫煙によって,肺がんや心臓病で年間 1,000人から 2,000人が
死亡しているという推計もあります。
厚生労働省研究班は,受動喫煙による社会的コスト増は,
医療費で年間 146億円,労働力の損失で 1,144億円と試算しています。
今年の5月にはいよいよ施行されます健康増進法,
その中の第25条に受動喫煙の防止という項目があります。
学校,体育館,病院,劇場,観覧場,集会場,展示場,百貨店,
事務所,官公庁施設,飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は,
これらを利用する者について,受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう
努めなければならないというふうに明記されています。
この法律では,民間の施設も対象になっているわけですが,
少なくとも神戸市の管理する公共施設,
この中では真っ先にこういったことを実現しなければいけないと思うわけです。
分煙ができている神戸市の公共施設の割合,
そして分煙といってもどの程度の施設をもって分煙と考えていらっしゃるのか,
お伺いいたします。
2003年02月28日
◯分科員(井坂信彦)
効果的な検診についてお伺いいたします。
2次予防,早期発見,早期治療ということで,
神戸市でも各種のがん検診が実施されておりますが,
これらの検診の効果をきちんと把握していらっしゃるかということです。
検診をして,一体何%の人のがんがきちんと発見できたか。
そして,その発見されたがんが何%の確率で実際に治るのか。
その発見率掛ける治癒率であったり生存率であったり,
それを計算すれば,がん検診のおかげで,がん検診があったおかげで
助かったという人がどれぐらいいるのか,数字ではっきりわかるわけです。
厚生労働省をはじめとして,世界の研究機関で検診の効果というものは
いろいろ発表されています。例えば,厚生労働省の調査結果ですと,
もうはっきり効果がないと言われている検診は,触って調べる──
触診と言うんですが,触って調べるやる方の乳がん検診と,
それから前立腺がん検診。
それから,効果があるかどうか国内外で評価が割れるのが肺がん検診。
逆に,例えば乳がん検診ですと,マンモグラフィと呼ばれるX線を利用した検査は
非常に効果ありという評価になっています。
いかにそういう早期発見,治療が大切とはいえ,
検診はただ何でもかんでもやればいいというものでもないと思います。
検診の効果についてご見解をお伺いしたいと思います。
2003年02月27日
◯分科員(井坂信彦)
環境面からの政策評価システムについてお伺いいたします。
昨年の3月に定められました神戸市の新・環境基本計画には,
なかなかすばらしい方針も含まれているというふうに思っております。
先ほど,戦略的環境アセスメント,
あるいは総合的環境アセスメントということについてご説明がありましたけれども,
これまでは,それぞれの1個1個の事業の実施の直前にやる普通の
環境アセスメントしかなかったところに,今度,政策や基本計画を考えている,
その段階で環境に影響があるかないか,それをアセスメント,調査していくということ。
それから,またISO 14001も今度始まるということですけれども,
これも計画どおりに環境を守る活動がちゃんと行われているかどうか,
あるいは環境に負担を与えるような仕事のやり方をしていないかどうか,
日々の業務を管理するシステムだと思っています。
ここまで来て1つ足りないことがあると思っております。
戦略的アセスメントで,環境に負担のかからない政策や基本計画を立てて,
そして,ISO 14001できちんと管理しながら,
着実に実行して,その結果どのような効果が出たのか。
費用は幾らかかって,環境保全の効果は数字的にどの程度あったのか。
そして,それを踏まえて,今後,翌年度から,どのようにしていくのか。
いわゆる計画して,実行して,そして,それを効果をはかって評価する。
Plan,Do,See の,いわゆるSee が足りないのではないかと思うわけです。
ちょうど1年前の,こちら環境局の予算委員会で,
環境会計というやり方を提案いたしました。
環境保全にかかった金銭的なコストと比べて,実際に環境保全効果がどうだったのか,
それを上手にお金であらわして,費用対効果を比較する方法です。
そのときの局長のお答えは,今後の研究課題であると。
そして,その後,総括質疑で梶本助役のお答えは,
政策を環境面で評価する手法として,大変注目していると。
あと,私,下水道のときにも,秋に質問したんですけれども,
環境基本計画などの全市的な考えがあるので,
環境局と調整しながら研究していきたいと,建設局のお答えでした。
質問ですが,あれから1年研究していただいて,環境会計の導入について,
どこまで進んだのかということについてお伺いいたします。
2003年02月27日
◯分科員(井坂信彦)
ごみの従量料金制についてです。
ごみを出す量に従って料金を変えていくという制度です。
先ほど,共産党さんの方で,有料化という言葉で議論があったわけですけれども,
局長おっしゃるように,確かに有料化というと,本当にどぎつい印象がありますけれども,
私は,ごみを減らせば減らすほど,経済的に得をする仕組みが必要であると。
そういう意味で,従量料金制という言葉で提案をしております。
先ほどの局長のご答弁では,恐らく後で議事録を読んでもわからないのではないかと,
私は思うわけですけれども,結局どうであるのか,やるべきだと考えていらっしゃるのか,
あるいはこれはやってはいけないことだと考えていらっしゃるのか,その点について,
まずお答えをいただきたいと思います。
2003年02月25日
◯分科員(井坂信彦)
住宅による人材誘致戦略についてです。
先ほど敷金補助ですとか,のびのび住宅制度,
あるいはコンシェルジュサービスというお話がありました。
敷金補助やのびのび住宅は,子育て支援策という
位置づけでおられるようですけれども,
これらは実はコンシェルジュサービスとあわせて,
私は転入者向けのサービスなのではないかというふうに考えております。
外から来られた方に対する優遇施策と私は見ております。
では,転入者向けサービスをこれだけ並べておいて,
神戸市としては一体どういう人に転入してもらいたいのか。
ちょうど1年前の予算本会議で,私が質問させていただきましたところ,
昨年の答弁では,平井住環境整備部長様が若い人を呼ぶんだと,
若い人が来れば活力になる,そういうことでこれらの
施策を準備しておりますというお答えでした。
私,この制度は非常にいい制度だと思っているわけですけれども,
さらにもう一歩進めるために,ターゲットをただ単に若い人というだけでいいのかなと,
絞り切れているのかなということが1つ,
それから,そのターゲットのニーズをきちんと住宅局としてつかめているのかどうか。
若い人を呼びたいとおっしゃっていたので,
去年,私は,例えば光ファイバーを住宅に接続する
補助制度などいかがですかという点をさせていただいたわけですが,
一体若い人を呼びたいのであれば,あるいはもっとターゲットを絞った
特定の人を呼びたいときに,そのニーズをつかみ切れているかどうか,
そのターゲットにちゃんとそういう神戸市はこういうことで皆さんに来てほしいんですよ,
こういう制度がありますよという情報が届いているかどうか。
繰り返します。ターゲットを絞っているか,
そしてそのニーズをつかんでいるか,
そしてそれらが,ちゃんとターゲットに情報が届いているか,
お伺いしたいと思います。
2003年02月25日
◯分科員(井坂信彦)
神戸らしい住宅地の保護と育成についてお伺いいたします。
目の前には瀬戸内の海と,そして背後に六甲山の緑,
そしてまち中がもうみんな南向きの斜面であってと,
大阪へ30分,三宮へ15分と,別に神戸空港があるから
神戸に住みたいという人に私はまだお会いしておりませんけれども,
いろいろな意味で神戸,特に灘,東灘,山の手あたりは,全国でも,
もう恐らく日本一と言っていいぐらいすぐれた住宅地だと私も思っております。
ところが2年前,私,住宅水道委員会委員として所属しておりまして,
やはり毎回マンション建設に反対する陳情というのが出てまいります。
この陳情をどうにもしてあげられなかったという苦い思い出を持っております。
仮に西の芦屋,東の田園調布と,住宅地として有名なところに
7階建てのマンションがもうずらりと建ち並んでしまったら,
それはもはやまちの人,みんながイメージする芦屋であり,
田園調布ではないということになってしまうと。
同じように神戸の今ある本当に日本一と先ほど局長がおっしゃった住宅地,
このままほうっておいて,マンションがどんどん建ってしまったら,
これなぜマンションが建つかといいますと,
まさに住環境がいいからマンションが建つわけです。
それをこのまま放置してしまって,果たしてこの先どうなるのかなという
心配を私は持っております。先ほどの局長のご意見,神戸らしい住宅地,
これが神戸の売りなんだというふうに,これを売り出していくとおっしゃった
それを政策として実現するために,果たして今のように地区の住民が自分から動いて
地区の協定を結んでいく,それを待つような形だけでよいのかなという気がいたします。
具体的に局長のお考えをお伺いしたいと思います。
2003年02月18日
◯委員(井坂信彦)
生活保護のことについてなんですけれども,
今回の補正予算に反対するわけでは全然ありませんが,
例えばここの数字を見ますと,2万 1,000世帯から2万 2,000世帯と,
ちょうど 1,000世帯ふえて補正予算が20億、組まれているわけですよね。
そうすると,1世帯当たり 200万円ぐらい。
あるいは,全体で2万 2,838世帯に対して民生費の扶助費が 600億円ということで,
1世帯当たり 250万円ぐらいということなんですけれども。
私も,よく生活保護を受けに行く方に付き添いで区役所へ行ったりするんですが,
本当に必要な人には当然,生活保護費が払われるべきだと思いますし,
一方で,役所の世話に絶対になりたくないと頑張っている方は,
非常に今しんどい思いをしておられて,もう生活保護をもらってしまうと,
ある程度,それなりの保護費をもらえてしまうというあたりのギャップについて,
今,どういうふうにお考えなのかをお聞きしたいと思います。