神戸市も花粉症対策を
2007年03月05日
本日は公園や街路樹・山林などを管理する建設局の予算委員会。
この時期、花粉症の住民相談が多いため、いろいろ調べてみますと、
東京都では2005年11月に「花粉症対策本部」という部署が立ち上げられ、
環境局、福祉局、産業労働局など複数の部局が「花粉症対策」というテーマで政策を考えていました。
さっそく神戸市に提案したところ、「どのようなことが出来るか検討したい」という前向きな答弁。
ちなみにJR六甲道駅北口の大木は「センペルセコイア」という世界最大の樹種で、
花粉症に影響があるかどうかは現時点で不明とのことでしたが、本当かな?
以下、私の質疑メモです。
1、花粉症対策について
井坂:東京都は花粉症対策本部を2005年11月に開設し、
環境局、福祉局、産業労働局など複数の部局が「花粉症対策」というテーマで政策を考えている。
建設局は公園や森林に大量の杉の木を抱えていると思うが、現状で花粉症対策として何かしているか?
役所:市有林は昭和30年代に国の補助金を受けて杉を大量に植え、現状では800haがスギ・ヒノキ。
市民参加で広葉樹との混交林に変えているが、広大な杉林のごく一部であり具体的な効果はまだ出ない。
都市公園には杉ひのきはない
六甲道北口の木はセンペルセコイヤという樹木で、花粉症に影響があるかどうか現時点では不明。
枝を剪定すると、翌年に咲く花が倍になってしまう場合があるので慎重にするしかない。
井坂:花粉症の患者は年々増えており、もはや役所が見過ごすことのできない問題になっている。
東京都のように花粉症対策という一つのテーマで対策本部や検討会議をつくってはどうか?
役所:保健福祉局などと連携しながら、どのようなことができるか検討したい。
2、公共工事の落札率について
井坂:建設局は多くの公共工事を発注しているが、落札率(予定価格に対する落札価格の割合)が二極化している。
どのような工事は落札工事が高止まりして、どう発注したら安くなったのか分析しているか?
役所:工事は種類も工期も業者の受注意欲もそれぞれ異なり、単純比較は難しい。
最低価格を平成17年から事前公表するようになったため、
工事全体の3割が最低制限価格である70%丁度で落札されている。
安すぎるのも問題で、国も品質確保に関する通達を出しており、神戸市も総合評価方式を検討している。
井坂:建設局は毎年たくさんの工事を発注しているのだから、どのように発注すると落札率が安くなるのか、
過去のデータを分析して落札率を下げるための研究が出来ないか?
役所:工務課の技術管理室で発注方法の研究を始めている。
3、宅地開発に対する行政指導について
井坂:灘区桜ヶ丘から高羽・鶴甲にかけて大規模な住宅開発が行われている。
宅地に入る道路について、もともと神戸市の都市計画道路が予定されていたのに、
それとは全く違う道路の計画を開発業者が神戸市に提出し、神戸市がすでに許可を出してしまっている。
都市計画道路に沿った道路に変えるよう業者に対して指導はしなかったのか?
役所:都市計画法と開発指導要綱を満たしていれば許可を出さざるを得ない。
その後、住民から道路計画変更を求める強い要請があり、業者には住民と話し合うよう指導をしている。
井坂:道路の先にある既存のマンション住民との間に開発業者が交わした協定では、
新しくできる道路と既存マンションが接続できると約束されていたのに、
業者が神戸市に提出した道路計画は、道路の高さの設定にミスか何かがあり、
既存マンションとは物理的に接続できないつくりになっているが?
役所:平成17年8月に市が業者に開発許可を出したが、
業者が既存マンション住民と協定書を交わしたのは平成18年4月なので、
開発許可の時点で神戸市は協定書の内容など当然知るはずもない。
井坂:法律を守っていれば最終的には許可を出さざるを得ない中、ぎりぎりまで業者を指導してほしい。
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