栗山町議会の野武士、中尾事務局長
2006年10月17日
議会改革の大将が橋場議長とするならば、中尾修・議会事務局長は隣に控える名参謀です。
橋場議長の就任時に「町役場に戻って出世しようなどと思っていない人」として一本釣りされて以来、
議会事務局に骨を埋める覚悟で、議会職員として町長側と対峙し続けてこられました。
野武士のような、役所の職員さんらしからぬ「野に下った感」が体中からほとばしる中尾事務局長。
構想力・行動力から根回しまで超一級の政治家とお見受けしました。
以下、全国から視察に来た議員に対する説明会のメモです。
061017栗山町視察に対する説明会
議会の情報公開で住民に論点・争点を知ってもらうことが大事
インターネット中継を始めると、住民から「議論がかみ合っていない」と苦情が来た
情報公開条例も議会のほうが先につくった
住民投票で誤った結論が出るとすれば、議員が住民に充分な情報を伝えていないから
市民参加型の議会を目指して、住民との直接対話も頻繁に行っている
保育所民営化のときも、要望により議会全体で審議前に父母との懇談会を持った
当局提案に無理があると判断して、民営化を1年延期するという形で修正可決した
市長の反問権は議員に対して議案提案者なみの勉強を要求する厳しい制度
4年ごとに選挙で議会構成の多数を競って、勝ったほうが4年間牛耳るのはおかしい
はじめに賛成ありきの与党、反対ありきの野党ではなく、審議議決機関として是々非々
地方分権法以降は、重要案件を無修正で通すことが少なくなった
政策提案能力を議会が発揮するために、調査班ごとに政務調査費を使って勉強している
議員定数を18名から13名に減らすことを全会一致で決めた
定数が減ることは住民にとってマイナス面もあるが、それも含めて住民が決めること
議員定数や給与に正しい答えは無く、街ごとに住民と議会の間で決めるしかない
議会運営委員会は設立当時から、少数意見をすべて網羅する委員構成を申し合わせ
事務局の任免権は議長にある
4年間に4人の議長が誕生するような、公私混同する議会は改革などできない
事務局の採用を議会独自でやれたり、一部事務組合から派遣を受けられれば理想
しっかり議会を向いて仕事ができる事務局職員は、市長部局に戻っても評価される
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