神原勝・北海道大学名誉教授
2006年10月18日
栗山町視察の最終日は、議会基本条例や自治基本条例に詳しい
神原勝・北海道大学名誉教授にお話を伺いました。
「議会基本条例」という言葉の生みの親である神原勝さんは、
理念だけで実践の伴わない自治基本条例が全国にあふれていることを嘆いておられました。
栗山町の本当のすごさは、日本初の議会基本条例にあるのではなく、
それまで営々と積み上げられてきた議会改革の実践にこそあるのです。
以下、私のメモです。
2006年10月18日
栗山町視察の最終日は、議会基本条例や自治基本条例に詳しい
神原勝・北海道大学名誉教授にお話を伺いました。
「議会基本条例」という言葉の生みの親である神原勝さんは、
理念だけで実践の伴わない自治基本条例が全国にあふれていることを嘆いておられました。
栗山町の本当のすごさは、日本初の議会基本条例にあるのではなく、
それまで営々と積み上げられてきた議会改革の実践にこそあるのです。
以下、私のメモです。
2006年10月17日
栗山町が素晴らしいのは議員や職員だけではありません。
住民主体の里山づくりに取り組んでいる、市民団体代表の高橋真さんは語ります。
「決定する場に住民が参加できるという経験が大切で、時には直接民主主義も必要。
皆が評論家になるのではなく行動すれば、街は一気に良くなる。
議会基本条例を住民がどう活かすがが今問われている。」
議会テレビ中継システムを寄附した松原正和・商工会議所会頭も、正論をおっしゃいます。
「町が事業をする際に、議会の中でとことん話し合われているかどうかが大切。
自分たちは町長を選挙で応援したが、町長と会うときは事務局を通して正式に会う。
財界は議会とも緊張感のある話し合いの場を持ち、議員に共通認識を持ってもらう必要がある。
町長と議会の双方を説得すれば、後味の良い形で自分たちの政策が実現できる。」
この市民力を背景に、議会基本条例が成立したのだと気付かされるのです。
2006年10月17日
議会改革の大将が橋場議長とするならば、中尾修・議会事務局長は隣に控える名参謀です。
橋場議長の就任時に「町役場に戻って出世しようなどと思っていない人」として一本釣りされて以来、
議会事務局に骨を埋める覚悟で、議会職員として町長側と対峙し続けてこられました。
野武士のような、役所の職員さんらしからぬ「野に下った感」が体中からほとばしる中尾事務局長。
構想力・行動力から根回しまで超一級の政治家とお見受けしました。
以下、全国から視察に来た議員に対する説明会のメモです。
2006年10月17日
栗山町議会基本条例の中心人物であり、周りの議員からの信頼も厚い橋場利勝議長。
お忙しい中お時間をくださった議長が開口一番おっしゃったのは、
「条例制定から5ヶ月で700人を超える議員が視察に来てくれて、ありがたく思っている。
反問権や自由討議などの技術的なことだけでなく、分権と自治の本質について学んで帰ってほしい」
続いて非常に耳の痛い質問、
「神戸市では議長ポストを年功序列の1年交代で回していませんか?
議会改革のリーダーとなるべき議長をそんないい加減なやり方で決めていては、議会改革など出来ませんよ。」
議長室の壁には厳しい格言が貼ってありました。
「時代を読めない指導者は、犯罪者に等しい」
2006年10月16日
日本一進んだ議会基本条例を持つ栗山町議会。
その議会と対峙する町長はどのようなお考えをお持ちなのか、椿原町長にじっくりお聞きしました。
最も印象に残った一言は、
「議会は良き相談相手。ただし馴れ合いではなく、本音でぶつかっていく。」
あの栗山町議会にして、この町長あり!と思わせる、こちらも真っ直ぐな方でした。
以下、私のメモです。
2006年10月16日
東京都練馬区の野崎たかお議員に誘われて、札幌から来るまで1時間のところにある北海道栗山町を訪れました。
栗山町議会は日本で唯一の議会基本条例を制定しており、大変ユニークな議会事務局長がおられるとのこと。
ひとつの町に2泊3日も滞在する議員視察は珍しいのですが、それだけの価値はありそうです。
到着してすぐにお話を伺った原田・議会運営委員長は、なんと(失礼!)共産党でしたが、
「栗山町は昔から農業団体・商業団体・工業団体が昔から三つ巴で活動しており、一党独裁が不可能だった。
議論を尽くして物事を進める風土ができ、共産党でも『町民のため』という同じ想いで町長と協調してやっている。」
というお話が印象に残りました。
以下、私のメモです。
2006年10月11日
本日は、学者や市民・議員が役所の原案に対して意見を述べる「環境保全審議会」があり、
まもなく公表予定の環境基本計画年次報告書が議題に上りました。
最近の神戸市は改革が進み、報告書にはきちんと昨年の目標と実績が書かれています。
目標が達成されなかった点も、隠さずにきちんと報告されています。
民間企業なら当たり前のことですが、神戸市役所もようやく目標管理型になってきたわけです。
報告書に「目標未達成」と書いてあれば、ついついそこを追及したくなるものですが、私は逆のことを言いました。
「目標未達成の項目が多いことは、特に問題ではありません。
多くの目標を立てれば、その中に達成できないものがいくつか残るのは仕方ない。
大切なのは、未達成だった理由が何だったのかを具体的に組織内部で把握することであり、
達成できなかった理由と部署を明らかにして、『来年はここを改善して達成を目指します』と報告書に書くべきです。」
報告書では目標達成率よりも未達成理由のほうが大切ですし、
それを読んだときは責任追及よりも未達成理由の追及のほうが大切なのです。
2006年10月10日
政治倫理委員会の委員長を務める、民主党の荻阪議員から、
「これ以上調べる疑惑もないので、委員会の最終目的でもある政治倫理ルールづくりに移りたい」
との最終提案がありました。
国会では「永田メール問題」のように、疑惑がなくても自民党を徹底追及する民主党ですが、
神戸市議会では「すでに裁判も始まっており、これ以上議会で調べるべきではない」と自民党を擁護するような発言。
自民党も汚職事件直後は「疑惑解明に協力したい」と神妙なふりをしていたのですが、
最近は「疑惑があると言うんなら、議会で追及せず検察に告発せえや!」と開きなおっています。
4月の汚職事件そのものよりも、自民党と民主党がベッタリくっついた異常な体制こそが、
神戸市議会の抱える最大の問題なのだとあらためて認識させられた半年間でした。
2006年10月08日
毎年お神輿を担がしてもらっている地域の秋祭りに、
子ども2人と学生7人を連れて参加。
「担ぎ手が少ないから、ようけ学生さん連れて来てや~」と頼まれるのですが、
年々、小学生とその親御さんの世代の参加者が増えているのは、
地域青年会の方々の継続的な努力のたまものだと感じます。
2006年10月05日
毎月の勉強会でご一緒させていただいている、加東市議の氷見さんを応援。
市内で唯一の民主党公認候補者とのことですから、
これを当選させられないようなら、民主党が政権交代など夢のまた夢ですね。
2006年10月01日
余命わずかと宣告された友人が、
ホスピス(痛みを和らげて終末期を人間らしく過ごす病院)でコンサート。
首から下が動かないにもかかわらず、
現役時代よりも張りのある美声に、
他の患者さんも廊下に出てきて聴き入る。
家族、親友、そして医療スタッフ。
どこかの首相がわざわざスローガンに掲げるまでもなく、この国は美しい。