地域SNSの可能性
2006年09月14日
地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)についての研究会に参加。
SNSとは、自分のプロフィールを登録してネット上で交流できるサイトで、
ネット掲示板のように匿名で誰でも参加できるサイトとは異なり、
信頼できる友人の紹介で参加するという「顔の見える関係」が特徴です。
国内最大のSNSサイト「mixi(ミクシィ)」は570万人のユーザーを持ち、
本日株式上場されたものの値段がつかないほどの人気を集めました。
一方で東京都千代田区や熊本県八代市、香川県などで地域限定のSNSが立ち上がっています。
地域SNSはまちづくりやコミュニティー活性化のきっかけとなり得るのか?
以下、私のメモです。
060914地域SNSの可能性
友人知人を招待し、自分のプロフィールや日記を公開し、コミュニティーを共有
情報伝達ではなくプラットフォーム構築を目指す、Web2.0の代表的なサービス
以前にもsixdegrees.comなどが存在したが、広まることなく閉鎖した
SNSが本格的に広まった2004年はブロードバンド環境が普及した年でもある
ちなみに大阪のブロードバンド環境は普及率・価格の安さとも世界トップクラス
2004年にサービス開始したmixiは、現在ユーザー570万人を突破して、本日株式公開
mixiは3日に1回アクセスするアクティブユーザーが7割を越すのも特徴
APIはグーグルマップなどブラックボックスの使い方を公開したもの
車に例えればキーを渡すようなもので、引き換えに登録を必要とする
APIは公開している企業が勝手にやめてしまう危険性が残る
ソースコードやAPIを公開するほど、利用者が増え市場を独占できる
総務省はSNSを国民ITリテラシー底上げのツールとして期待している
2005年12月から翌年2月まで総務省が地域SNSの実証実験を行った
mixiなどの全国SNSとの違いを検証すると、今後に向けた課題が見えてくる
地域SNSは8割が男性で年齢も30代が中心だが、mixiは男女比も10代~50代も均等
日記とコミュニティーのアクセス件数と同等だが、mixiは日記が圧倒的に多い
行政が立ち上げたコミュニティーと市民が立ち上げたコミュニティーの内容差
68日間の実験期間でまともな結果が出たと言えるか疑問は残る
コミュニティーとオフ会が機能するようになれば、地域SNSが発展する可能性はある
管理者をどのように確保するかが課題で、外部委託するのはリスクが大きい
地域の広告を掲載するなどしてNPOが運営できるようになれば面白い
「資生堂の子育て支援SNSを使わせてもらえば良いのでは?」という意見もある
企業のコミュニティーサイトはカリスマリーダーに定期的に発言させている
一日一度、発言のあったコミュニティー一覧をメールで配信するなどして活性化
質疑応答
Q:mixiとは別に地域SNSを立ち上げるメリットは何か?
特に提供者だけでなく、参加者側のメリットは何が考えられるか?
A:参加者側のメリットは、あまり見えてこないのが正直なところ
全世界の不特定多数にプロフィールをさらすよりも、顔の見える関係なのはメリット
Q:mixiとGREEを両方使うだけでも面倒くさく、新たに地域SNSに参加する障壁は初期登録
mixiと地域SNSの閲覧・入力をシームレスなインターフェースで出来ないか?
A:そのようなソフトもいずれ出てくるのではないか
クラスター化したSNSがゆるやかにネットワークする分散型のシステムも悪くない
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