岡山市の電子町内会

2006年07月25日

松山市の帰り道、岡山市の電子町内会システムを視察。
町内会の交流をインターネット上でも行おうという、古くて新しいチャレンジです。
岡山市の特徴は、システムを全て市が用意した上で、各町内会の参加を募っている点。
国の補助金でつくられたこのシステム、他の自治体にも無償で貸して下さるそうですが・・・

以下、本日のメモです。

060725岡山市の電子町内会

2002年度からサービス開始、現在では20の連合町内会と30の単位町内会が参加
市のサーバーにパスワードを入力すると交流掲示板が使える
掲示板を通して住民のサークルが4つ結成された
外向けページは町内会の歴史や総合学習の題材、不審者情報などを載せている
内向けページは会員個々にIDとパスワードを割り当て、名前入りで情報交換できる
お悔やみ情報も簡単に町内に知らせされる
町内の見知らぬ住民同士による課題提示・解決が自発的に行われている
既存の町内会がそのまま電子町内会となるので信頼性がある
むかし観光地だった滝をボランティアで再整備する会や、3世代交流の会、ゴルフ会
電子町内会に入っていない世帯にも情報をプリントアウトして新聞を配布
「パソコンと遊ぼう」というイベントで利用者の底辺も拡大中

今後は高齢者がより使いやすい環境をととのえる
防犯カメラや不審者情報の活用と連携
電子町内会も参加会員は40代~60代が圧倒的に多く、若い世代の参加が少ない

電子自治体の構築=市民参加型コミュニティー
効率的な行政の実現(市役所内の情報化)
行政サービスの付加価値向上(市役所と地域の間の情報化)
行政運営に関する市民の参画(地域の情報化)
町内会加入率が90%と高く、リアルの場からヴァーチャルの場に移りやすい

岡山市はサーバーなど立ち上げ費用に国の補助金を活用
初期費用2000万円と年間予算1000万円(サーバー保守500万円、推進事務局500万円)
問い合わせ対応や技術講習は電子町内会推進事務局(第3セクター)に外部委託
市のお知らせや広告を全町内会ページに掲載することができる
アンケート機能には町内会独自のものと市のパブリックコメントの両方がある
電子町内会が無い地域でも、市民会員になればパブコメに参加できる
利用者にとって現実的なメリットを明確に示した
実務責任者・運営委員・ウェブサイト管理者などの役割分担を明確化した

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