2006年07月

アスベストと自治体行政

2006年07月31日

尼崎にて、アスベストと自治体行政についての勉強会。
疫学調査では特定の企業が原因であることは明らかですが、国が公害として認めないために、
企業が「見舞金」として補償金なみの高額を被害者にしはらっているそうです。

必要以上に恐れることなく、リスクの大きさを冷静に見極め、
将来被害者となり得る住民も含めてリスクの最小化に智恵を絞る「リスクコミュニケーション」が大切とのこと。

以下、私のメモです。

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非公開が続く政治倫理委員会

2006年07月28日

本日の政治倫理確立委員会も前回に続き非公開の“協議会”として開催されました。
「この“協議会”の法的な位置づけは何なのか?」「非公開の場で物事を決めて良いのか?」など
野党側から批判が続出し、議論に入れないまま、次回は公開の委員会として開催することを決めて終了しました。

「傍聴の市民がいる公開の場ではホンネの議論ができない」という考えのようですが、
公開の場で言えないような意見しか持っていない人は、公人である議員に不向きだと思いますよ。

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なぜ遅らせる? ダイオキシン発表

2006年07月27日

昨日に神戸市が発表した、兵庫沖のダイオキシン汚染。
http://kouhou.city.kobe.jp/information/2006/07/20060726ki01.pdf
本日の福祉環境委員会では、その初動と危機管理について議論をしました。

私が問題だと感じるのは、神戸市がこの件を12日に知ってから発表まで2週間も経っている事実です。
局長は「無用なパニックを防ぎ、住民に安心してもらえる材料を揃えるまで発表を控えた」と答えましたが、
この2週間に神戸市がやったことは、13日に庁内連絡会議を設置したことと、
14日~20日にかけて4箇所の水質調査を行ったことだけです。
しかも水質調査の結果は1ヵ月後にならないと分からないのですから、住民の安心材料にはなりません。

ダイオキシンが基準値を大幅に上回っているという速報値を知った当日か翌日には
「環境基準の2.3倍~5.5倍の高濃度でダイオキシンが検出されました。
 すぐに庁内連絡会議を設置し、明日から4箇所の水質調査を行う予定です。」
という“事実”と“最初の一手”を速報したほうが、住民は安心して神戸市に対策を任せられるのではないでしょうか?

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岡山市の電子町内会

2006年07月25日

松山市の帰り道、岡山市の電子町内会システムを視察。
町内会の交流をインターネット上でも行おうという、古くて新しいチャレンジです。
岡山市の特徴は、システムを全て市が用意した上で、各町内会の参加を募っている点。
国の補助金でつくられたこのシステム、他の自治体にも無償で貸して下さるそうですが・・・

以下、本日のメモです。

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道州制という覚悟

2006年07月24日

松山にて、全国若手市議会議員の会の総会に参加。
その後、都道府県を無くし日本を9~13の道・州に分ける「道州制」についてグループ討論をしました。
「市町村合併と同じように、国の主導で都道府県を合併するだけの道州制には意味がない。
 国をいくつかの道・州に分割し、税制も含めて中央集権をやめる覚悟が必要だ」
・・・というような意見がまとまり、国に決議文を提出することになりました。

国から地方への権限委譲と言っても、例えば国道管理のような業務を国から州に譲ってもらうのではなく、
税制や規制緩和などについて創造性を発揮する権利を地方は持つべきです。
「国の決めた通りにしか出来ない」「いざという時には国が助けてくれる」といった他人任せの地方自治から、
自分たちで創意工夫し、自分たちでその責任を取る、真の地方自治へ脱皮する決断が必要なのです。

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汚職を超えて ~“市民派”議員の生きる道~

2006年07月22日

関西のいわゆる“市民派”議員が集まる勉強会の会報に、神戸の汚職事件についての論文が掲載されます。
(私は自分自身を“市民派”と呼ぶことはありませんが・・・)
事件の経過や問題点などよりも、他都市の議会で同じような事件が起こったときに、
少しでも神戸の経験を活かしてもらいたいと考え、どちらかと言うと反省文のような形になっています。

以下、掲載予定の論文です。

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タックスシェルター

2006年07月21日

友人の税理士が主催する勉強会、今日のテーマは「タックスシェルター」。
税率の高い所得税や法人税を取られるのを避けるために、
税率の低い退職金や株式譲渡所得として利益を分配する、租税回避のノウハウです。
役人が天下りを繰り返して何度も退職金をもらうのは、それが最も手取りを多く残せるからとのこと。

税金がすべて天引きされてしまう私が、節税や租税回避のやり方を知っても意味がないのですが、
勉強会にはいつも熱心な中小企業の経営者が参加しておられます。
彼らに「税金を払うのはアホらしい」と言わせないような、効率的で納税者のニーズに沿った税金の使い方を、
私たち政治の側は真剣に考えなければいけません。

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疑惑調査の幕引きを許すな

2006年07月19日

本日の政治倫理委員会は傍聴席が満席で市民が入りきれず、
「事件の幕引きは許さんぞ~!」という怒号が飛び交う、異様な雰囲気の中で開催されました。

冒頭に委員長が「今後は疑惑調査ではなく政治倫理条例の議論などを行う」という方針案を述べ、
自民党だけでなく民主党と公明党までもこれに賛成し、疑惑調査は打ち切りとなりました。
5月30日の本会議で全議員が賛成して、この委員会に100条調査権(地方自治法100条にもとづく強制調査権)を与えたのに、
自民党・民主党・公明党はその強制調査権を使う必要はないというのです。
5月30日の本会議で100条調査権に賛成したのは、市民の批判をかわすためのパフォーマンスだったのでしょうか?

以下、本日私が行った、委員長方針に反対する意見表明です。

正式な議事録はこちら→「委員会運営について(政治倫理確立委員会)

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市長の議会答弁は嘘だった?

2006年07月18日

本日、自民党の元団長・村岡功被告が初公判で起訴事実を全面的に認めました。

検察側は冒頭陳述で、市環境局が01年に村岡被告から大本被告の会社の近くに進出を予定していた大手産廃処理会社の許可条件を厳しくするよう求められた際、大本被告の意向を受けた要求であり、受け入れれば大手会社から損害賠償訴訟を起こされた場合敗訴する可能性が高いと認識していた、と指摘。それでも村岡被告に逆らった場合に施策の停滞を招くことを恐れて要求に応じたことを明らかにした。

村岡被告、起訴事実全面的に認める 神戸市議口利き汚職 - asahi.com

市長や環境局長はこれまで議会で「政策的に正しいと判断して許可条件を厳しくした」と答弁してきましたが、
検察ははっきりと「市は違法性を認識しながら、逆らえず要求に応じた」と述べ、
村岡被告も「争うつもりはありません」と認めていることから、このまま判決が確定しそうです。

市長と環境局長は議会で嘘の答弁をしていた可能性があり、これは重大な問題です。

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日本一の自動車店

2006年07月18日

色々なところで見聞きしていた、顧客満足度調査9年連続第一位のホンダ新神奈川。
徹底的なチームワークで、全ての瞬間に顧客満足を高めるための努力と工夫を続けています。
社員教育を会社の責務として明記し、「会社は家族」と社長が言い切っているそうですから、
経営品質を高めると、最終的には究極の“日本型”経営に行き着くのかも知れません。

以下、本日のメモです。

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経営品質と顧客満足

2006年07月18日

リコーが主催する経営品質についての勉強会に参加。
経営品質向上活動の伝道師・田村均さんが、「この方式はスゴイ!」ということを熱弁して下さいました。
神戸市でも4年前から一部の職場でモデル的に「行政経営品質向上」の取り組みが始まっていますが、
それがいつまで経っても市役所全体の動きにならないことを心配しています。

以下、本日のメモです。

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大和言葉の世界観

2006年07月17日

月に一度の、大和言葉についての勉強会に参加。
その世界観は、非現実的な深みにはまって行ったかに見える西洋哲学を尻目に、
「世の中は虚無ではなく“有”の連続」「活動によって変化する現象世界こそが実在世界」など、
徹底的に前向きな現世肯定の思想から成り立っています。

私は、哲学とは人間が生き易くなるための道具だと考えています。
たとえ論理的に破綻のない哲学であっても、
観念世界に逃避したくなったり、自殺したくなったりするような哲学ではダメなんです。

以下、本日のメモです。

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史上最多のインターン

2006年07月16日

11日と本日の2回に分けて、この夏来てくれるインターンの大学生を面接。
今回のインターン生は総勢10名と、過去最多。
当然、過去最高の成果が生み出されることを期待しています。

今回から新たな試みとして、ひとりひとりの「強み」「弱み」「ヤル気の引き金」「学習スタイル」を
事前に分析して、全員で共有することにしました。
私にとってインターン生受け入れは、人材育成とマネジメントの練習であり、
そのスタイルとプロセスは、毎回進化してゆくのです。

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Web2.0時代の政治家ホームページを目指して

2006年07月14日

政治家は何のためにホームページをつくるのか?

「自分のことを住民に知ってほしい」
「政治の現状を住民に伝えたい」
「住民の意見をホームページを通じて集めたい」

多くは一方通行または双方向の、情報伝達を目的としているのではないでしょうか?

私は今回、ホームページ全面リニューアルにあたって、ひとつ挑戦したいことがありました。
「自分の頭の中身を、どこまでインターネット上に公開できるか?」

旧来の議員ページには、プロフィール、議会質問、実績、活動日記・・・
過去のことしか書いてありません。
少し進んだ議員ページには、ビジョンや目標など未来のことが書いてあります。

私はここに、現在進行形の“頭の中身”を加えたい。
今考えていること、思いついたばかりのこと、政策の素案、抱えている課題・・・
まだ過去のことになっていない、ビジョンや政策目標としてまとまっていない、
もやもやとした私の“頭の中身”を、インターネット上で皆様と共有したいのです。

インターネットの世界では、「Web2.0時代」が始まったと言われています。
発信する人と受信する人をインターネットが結びつけていた時代から、
全ての人々が共同で何かを創り出す“場”を、インターネットが提供する時代へ。

このホームページが皆様と私の知的共同作業の場になれば幸いです。

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ホテルグランヴィア大阪19階の「リバーヘッド」

2006年07月13日

060605_1446~001_s.jpg関西若手議員の会の緊急役員会を開催。
会長が突然の退会となり、急遽、後任を決めることに。
政治の世界は一寸先が闇。
積み上げれば積み上げるほど、足元をすくわれ易くなります。

ここの明太子パスタは、海老天がのった豪華版。

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残念な争点

2006年07月12日

汚職事件からの信頼回復を目的につくられた、政治倫理確立委員会。
その進め方をめぐって、与野党の溝が埋まりません。
対立の争点は、「引き続き疑惑追及を行うか、否か」。
こんなことが争点になること自体、私は残念でなりません。

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世の中、変えてますか?

2006年07月10日

亀岡~東京と3日間の出張を終えて帰ると、
最初の選挙を手伝ってくれた後輩が電話で
「最近調子はどうですか?世の中、変えてますか?」

これは非常にキツイ質問です。
なぜなら私が議員になった後も、世の中は大して変わっていないからです。

既存の仕組みの中で、いくつか政策が実現されたところで、世の中は変わりません。
もっと既存の仕組みそのものを、既得権を握って離さない奴ら自体を攻撃しなければと、
身の引き締まる思いがした「Good Question!」でした。

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アメリカ共和党の選挙戦術

2006年07月09日

107cbadf.jpgアメリカ共和党を支える政治スクール「Leadership Institute」より、
創設者モートン・ブラックウェル氏をはじめ4人の講師陣が来日。

内容は「有権者の的を射る」「メッセージを創り出せ!」から
「草の根組織の作り方」「未来のリーダーを見つけ、教育する」まで
この場に書きたいけれども書けないような、実践的な講義でした。

候補者が選挙に勝つための戦術だけでなく、
市民運動が政党に影響力を持つための戦術なども体系化されており、
アメリカ政治の徹底的なリアリズムを見せ付けられた12時間でした。

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代理戦争から民意創造へ

2006年07月08日

亀岡市で開催された自治体学会にて、議会改革についてのパネルディスカッションに出演。
テーマは「議会全体として、多様な民意をどう代表してゆくのか?」という骨太なものです。

民意が「初めからそこに存在して不変のもの」であると考えるならば、
議会はそれぞれの有権者の民意を背負った議員同士の「代理戦争」の場となります。
しかし、民意を「説得によって変わり得るもの」であると考えるならば、
議会は多様な民意を満足させる新しいアイディアを出して、その結論で住民を説得する場になります。

「経済発展を優先すべき」v.s.「環境保護を優先すべき」を多数決で争うのではなく、
「環境を守れば経済的にもトクをする仕組み」をつくるべきなのです。
「大きな政府」v.s.「小さな政府」を多数決で争うのではなく、
払った以上のサービスが実感できる「来年も税金が払いたくなるような政府」をつくるべきなのです。

単に民意を数えて多いほうに軍配を上げるだけなら、紅白歌合戦に出てきた「日本野鳥の会」と一緒です。
A案でもB案でもないC案、潜在ニーズどころか「今まだそこに無い民意」を創り上げ、
説得をあきらめずに民意をそこに束ねてゆく、あるいは議会内や役所内の世論をそこに束ねてゆく。
それが世の中の「まともな会議」の姿であり、地方議会のあるべき姿だと私は考えています。

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温度差

2006年07月07日

政治倫理確立委員会の理事会にて、今後の方針を議論しました。
理事会は非公開の「秘密会」なので、その議事内容をここに書くことは控えますが・・・

疑惑追及に対して、私たちと与党3党(自民・公明・民主)の温度差を非常に感じました。

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今後の政治倫理委員会ですべきこと

2006年07月05日

汚職事件の真相解明と信頼回復のために立ち上げられた「政治倫理確立委員会」。
各局審査が1回ずつ終わった今、私たちは下記の項目について引き続き取り組みたいと申し入れています。

「政治倫理確立のために議論すべきこと」

・政治倫理条例 ・議会基本条例 ・全議員宣誓
・逮捕された議員の給与を凍結するための条例改正 ・市長の政治倫理に関する条例

「さらに質疑が必要なこと」

・役所が事件の問題点をまとめた「行政内部監察報告書」について
・まだ委員会で具体的に審査されていない請願陳情について

「役所に提出を求めたい資料」

・行政内部監察の際の職員ヒアリング議事録 ・検察に押収された書類リスト
・村岡被告と当局の交渉接触記録すべて ・コンペにおける委員別の採点結果
・「要綱を改正すると産廃業者に敗訴する恐れあり」と職員が市長に伝えたとされるメモ

「直接話をお聞きしたい方々(あくまで事実確認のためであり、全員に疑惑があるわけではない)」

・村岡功被告 ・村岡龍男被告 ・大本紙料前社長 ・セーフティーアイランド前社長
・当時の環境保全審議会会長 ・検察に家宅捜索された3人の自民党議員
・「手をつなぐ育成会」前会長 ・コンペ選考審査委員長 ・前行財政局長 ・前財政部参事
・前みなと総局長 ・港島自治会連合協議会会長 ・御影地区まちづくり協議会会長
・コンペ方式を市に提案したとされる設計会社社長
・その設計会社社長に秘書が車の無償提供を受けていたと報道された自民党議員

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お初天神の居酒屋「80(ハチマル)」 

2006年07月03日

1f4229b9.jpg2004年夏のインターン生と久々の夕食。
ここの店は値段の割にボリュームがあり、良心的。

みんな就職先に迷い悩む時期ですが、
「他人の意見も聞いた上で、最後は自分でエイヤ!と決めて吉」
というのが私の結論です。
効率よく・戦略的に人生を組み立てるなんて不可能。
10年後にその会社はおろか、業界が残っているかどうかも
予想できない不確実な時代に。

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加古川の井筒たかお市議

2006年07月02日

7ba2c279.jpg二期目を目指す井筒たかお市議の選挙応援で加古川へ。
神戸製鋼の問題を徹底して追及した結果、
選挙直前に不正なデータ改ざんが明らかになり、
井筒さんの苦労がやっと報われました。

同世代ながら、独りで大企業と闘い続けた勇気を尊敬しています。

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コンペ募集要項を地元に事前公表

2006年07月01日

30日の委員会では、他の議員も重大な問題点を指摘しました。
神戸市はコンペ募集要項を、募集の1ヶ月前に地元まちづくり協議会で配布していたのです。
「前例のないことだ」と局長も認めたとおり、普通の入札では絶対にしてはいけないことです。
「重要な部分は伏せ字にしてあるので問題ない」と開き直る局長の答弁を聞きながら、
私はふと気付いて、隣で質問を続けている議員に1枚のメモを渡しました。

  『最低価格が○,○○○,○○○,○○○円と伏せ字にしてあるが、10億のケタだと分かりますよ』

最低価格が100億円未満であることが推測できる伏せ字になっていたのです。
実際のコンペでも各企業の提示した価格は84億円から116億円でしたから、
「最低価格が100億円未満である」というのは重要な価格情報だったと言えます。
そして、事前に募集要項が配られたその地元まちづくり協議会には、
5月8日の朝日新聞で報道された「地元市議」と「設計会社社長」が毎回のように参加していたのです。

神戸市立御影工業高校跡地(東灘区)の売却で、新方式のコンペを提案した大阪市の設計会社社長が99年から7年間、地元市議(63)の秘書(当時)に、乗用車を無償提供していたことがわかった。神戸市は04年に「価格」に加えて「開発内容」も加味する新方式のコンペを導入し、同校跡地の売却先には最低額を提示した企業グループが決まり、「市が数十億円損した」と問題視する声があがっている。この市議は同社長を助役に紹介し、新方式導入を持ちかけていた。

市議秘書に車提供 神戸市土地売却で新コンペ提案の企業 - asahi.com

知れば知るほど疑惑の晴れない、御影コンペ問題です。

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