保育所民営化の延期を求める討論
2006年06月23日
保育所民営化の中止を求める請願について、本会議で下記の討論をしました。
「保育所民営化については、政策の問題と進め方の問題を分けて考える必要があるのではないでしょうか?
わが会派は、主に財政的な理由から保育所の民営化は必要な政策と考えています。
従って、保育所民営化という政策の中止を求める請願については不採択を主張しました。
しかし保育所民営化という政策は必要であるとしても、
その進め方については、もう一度考え直さなければならない部分が多くあります。
この4月と5月に、大阪府大東市と横浜市で、
保育所民営化を強引に進めた行政側が立て続けに敗訴する判決が出されました。
『保育所民営化は別に違法ではない。
しかしながら、その進め方については、園児・保護者に負担の無いよう、
最初から結論を固定せずに柔軟に話し合いに応じるべき』
というのが、これらの判決要旨です。
神戸市はなぜ、1年そこそこの期間で移管することにこだわるのか?
なぜ、2年後・3年後の具体的な移管予定園を前倒しして発表できないのか?
浮いたお金を何に使うのか、なぜあらかじめ住民に示すことができないのか?
保育所それぞれの民間移管計画については、必要ならば白紙撤回にも応じる。
その上で、1年間の延期も選択肢としながら、保護者とともに計画を練り直す。
進め方については、こういった話し合いと柔軟な変更、
行政として当たり前の対応が求められているというのが、2つの判例の示す所ではないでしょうか?
東京都文京区、中野区、神奈川県鎌倉市、愛知県豊田市、岐阜市、堺市、岡山県玉野市、
そして先日は宝塚市が民営化の1年延期を決めています。
わが会派と同じく保育所民営化が政策として必要であると考える会派の皆様にこそ、
その進め方について今一度考え直していただきたく、お願い申し上げる次第です。」
正式な議事録はこちら→「保育所民営化(第2回定例市会)」
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コメント
- おばさん
2006年06月25日 00:14民営化の中止を求める理由は政策や進め方への不満ではなく
民営化後の保育の質の低下を懸念するからではないでしょうか。
質の維持を保証しない限り、保護者との話し合いは平行線で
民営化への理解を得られないと思います。