憲法と猛犬

2006年05月03日

憲法は、政府という名の猛犬をつなぐ“杭”です。
遠く理想地点に立てられたこの“杭”から少しでも逃れようと、
猛犬は59年間も鎖を引っ張り続け、
私たち飼い主は鎖が伸びるのを見守ってきたのです。

いま59年前の“杭”を一度抜いて、
私たちの眼の前に猛犬がいるその場所に、
新たに“杭”を打ち直そうと言う人がいます。
「“杭”と猛犬の場所が異なるのはおかしい」と。

あるいは59年前の“杭”の位置をそのままに、
鎖の長さを0センチの極限まで短くして、
猛犬を理想地点まで引き戻そうという人がいます。
「“杭”と猛犬の場所が異なるのはおかしい」と。

いま猛犬がいるその場所に“杭”を打ち直せば、
猛犬は伸びきった鎖をひきずってこちらに走り寄り、
私たち飼い主の足に噛み付いてくるでしょう。
反対に猛犬を理想地点の“杭”に0センチの鎖で固定したら、
その猛犬は何か他の役に立つでしょうか?

私たち飼い主はそれなりに注意深く、
鎖が伸びるのを見守ってきたのです。
大切なことは3つ。
猛犬が決して私たちの足に噛み付かないこと、
猛犬が私たちの役に立つ程度には自由に動き回れること、
そして理想地点に打ち立てた“杭”が簡単にブレないことです。

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コメント

  1. 木原 真憲
    2006年05月14日 21:43

    現状は、猛犬でもなく放し飼いに近い感じが(檻はありますが)=(憲法)

    手綱を誰かに持っているかも?不確かなまま。

    言うならば、現状の杭はまぼろし

  2. いさか
    2006年05月15日 01:14

    木原さん、コメントありがとうございました。
    杭の位置を決め手綱を引き締めるのは、私たち国民の仕事ですよね。






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