市役所は圧力を受けた「被害者」か?

2006年04月06日

今回の容疑は、産業廃棄物処理施設の許可をめぐる斡旋贈収賄です。
贈収賄事件は、「賄賂を渡す業者」「賄賂を受け取り、市役所に圧力をかける議員」だけでなく、
「議員の圧力に負け、業者に便宜をはかるために不正行為をする市役所」がいて初めて成立します。
市役所は「圧力を受けた被害者」ではなく、「不正行為に手を染めた協力者」なのです。

公務員の身分が手厚く保障されている理由の一つは、政治的な圧力から公務の公平中立性を守るためで、
圧力をはねつけても政治的な理由で解雇されることのないように、という主旨です。
それなのに、今回の担当職員が業者に便宜を図ってしまったとしたら、背景には何があるのでしょうか?

圧力には組織全体で対応することが基本ですが、担当職員が孤立していなかったでしょうか?
それとも圧力に屈することが珍しくない組織風土が定着していたのでしょうか?
議員に同調して、担当職員の上司までもが圧力をかけるような雰囲気は無かったでしょうか?
何よりも、市長は「不当な圧力に断固として立ち向かう」という姿勢を示していたのでしょうか?

今回の事件で追求すべきポイントは、ここだと考えています。

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コメント

  1. 一灘区民
    2006年04月07日 01:06

    昨年の親父の葬式の際には大変お世話になりました。

    やっと、今頃になって会社も落ち着き、私自信の精神も余裕ができてきました。。。
    で、久しぶりにコメントさせていただきます。

    ある意味、神戸市は被害者なのではないでしょうか?

    自信をもって職務を行うことは当たり前の事だとは思いますが、自信が慢心になってはいけないと思います。

    そして、そのような傲慢な議員を選んだのはほかならぬ神戸市民なのですから、結果としては当然の事ではないでしょうか?
    この事は空港問題にしても然りでしょう。

    私自身は、空港は必要ないと思う市民の一人であり、「選挙」と言う国民(市民)が与えられた義務と権利を遂行したのですが、神戸市民の結果は空港を必要としたわけでしょう?
    (って、ちょと問題から外れてしまいました)

    つづく。。。

  2. 一灘区民の つづき
    2006年04月07日 01:07

    結局公務員(公務員に限らず人間?)と言うのは、相手の肩書きに弱いのでしょう?
    私自身が感じたのことは・・・・2年前までは学校に出入りする一業者として校長・教頭に扱われていたのですが、昨年度からは「会長様」扱いですから。。。。(人格は全く変わっていないのに。。。w)

    結局、詳しい事はあまり知りませんが、担当者は上司の命令に逆らうことはもちろんできないでしょうし(自分の生活のため)、担当者の上司も怖い先生には逆らえなかったのでしょうね。。。。

    市会議員ってそんなに偉いもんなんでしょうか?w
    (職務の大変さは理解しているつもりですが・・・)
    みんな、「肩書き」で仕事をするのではなく「人格」で仕事をして欲しいものです。

    みんな、初心を忘れたらダメっすよね。
    (議員さんも、役所の人も。。。もちろん我々も。。。。)

  3. いさか
    2006年04月10日 03:01

    灘区民さん、去年は本当に大変でしたね。

    さて、民間企業と違って公務員は上司や議員の圧力に強いはずなんです。
    圧力に逆らったぐらいでは、絶対に解雇や減給などされないはずなんです。
    特に議員には、もともと人事権なんて一切ありません。
    それなのに担当職員が何かに怯えてルールを捻じ曲げたとしたら、
    そこには人事権を持った上司の圧力が働いていたのではないか?

    私の問題意識はこんな感じです。
    担当者は被害者かも知れませんが、役所の上層部はむしろ共犯かも知れません。






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