2006年04月
2006年04月28日
http://nada-kobe.com/result/2006/04/post_3.html住民投票☆市民力を代表して今回の事件について質疑します。
「驚いた」これが4月5日に事件を知った矢田市長の第一声だとマスコミに報道されています。
私はこの「驚いた」という市長のコメントに“驚きました”。
なぜなら、いよいよ村岡議員が逮捕されるだろうという噂は、
およそ市政に携わる人間なら誰もが知っていた、当時もっともホットな話題だったからです。
市長も3月議会の最中まさにこの本会議場に来る度に、あちら右上にずらりと報道のカメラが並び、
そのレンズの先にひたすら村岡市議を追っていた様子を見ています。
4月5日に何を驚いたのか、私にはさっぱり分かりません。
その日市長は驚きながらも、出張先の東京から神戸空港に降り立ち、
道の途中にある市役所に寄ることもなく自宅に帰り、
その後1週間以上も記者会見を開きませんでした。
4月13日にやっと開かれた記者会見、
これは事件があってもなくても開かれる予定であった定例の記者会見でした。
この会見で市長は再び、驚くべき発言をします。
「すべての事象について、職員が不正をしている事実はない」と断言したのです。
職員は不正などしないと信じている、信じているから不正をしている事実はない、
ここまで来ると、もはや盲信としか言いようがありません。
正式な議事録はこちら→「村岡事件(前文)」
「村岡事件(産廃要綱改正)」
「村岡事件(意図の報告の有無)」
「村岡事件(審議会)」
「村岡事件(市長責任)」
「村岡事件(審議会の最終答申)」
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神戸市&議会情報
2006年04月26日
矢田市長の設けた公正職務検討委員会(通称:コンプライアンス委員会)を傍聴しました。
学者5人からなる委員会に神戸市が議論を依頼する、いわゆる審議会形式です。
今回の汚職事件は、審議会で学者に責任転嫁しながら、議会を通過せずに済む要綱変更をするという、
いわば二重のカモフラージュの向こう側で起きたものです。
その事件の再発防止策を再び審議会形式で話し合い、要綱や指針の改正で実現しようとするのは、
なんだか物凄いブラック・ジョークのようにも感じます。
委員会は予想通り、事務局である神戸市行財政局の作成した筋書き通りに進み、
神戸市はご丁寧に「今後の検討事項(案)」まで配布して、議論の流れをコントロールします。
次回は“口利き”の実例をいくつか机に並べ、「良い例」「悪い例」を区別するのだとか。
生々しい要望内容や実名を取り扱うため、さっそく非公開で行うのだとか。
市役所側は、市民や議員の要望・口利きの良し悪しを議論するのではなく、
誰からのどんな要望・口利きでも公正なルールに則って処理してゆく、
受け手としての仕事の良し悪しを議論してほしいものです。
寿司に例えるならネタの良し悪しを議論するのではなく、
どんなネタが来てもきちんと寿司に仕上げられるよう、職人としての腕を磨くべきなのです。
神戸市&議会情報
2006年04月25日
昨日の代表者会で「28日までに起訴あるいは再逮捕されれば辞職勧告」と全会一致で確認、
そして本日、村岡市議が起訴されたということで、
明日は理事会に出席して辞職勧告決議の提出文案を固めて来ます。
村岡市議の給料を停止する条例改正についても、ほとんどの党は特に反対しないということなので、
委員会でもう少し議論して、4月分までさかのぼって返還を求められるようにしたいと思います。
まあ辞職勧告は「我々はあなたが辞めるべきだと思っていますよ」という意思表示みたいなもので、
法的な強制力は全くありませんから、これで辞めなかったら除名懲罰動議でも出すしかないですね。
地方自治法135条によれば、9人が発議して出席議員の4分の3が同意すれば除名(クビ)できます。
懲罰の理由は「議会の品位をかつてないほど穢した」で充分。
果たして神戸市会には、猛猫の首に鈴をつける勇気のある議員が9人いるか?
神戸市&議会情報
2006年04月23日
毎日新聞が全議員に回答を求めた「口利きについてのアンケート」の結果が掲載されていました。
私は「口利きは悪である」という前提に立ったアンケート設問そのものに違和感があり、
自由記述欄にクドクドと自分の考えを書いてしまいました。
議員が市民に頼まれて、議会質問以外の場で市職員に意見を伝えることを“口利き”と呼ぶならば、
私は毎日のように“口利き”をしていると言えます。
もちろんごく一部の人だけの利益になるような意見は、自分で判断して控えるようにしますが、
どこまでが「広く公益」で、どこからが「一部の人の利益」なのか、線引きは不可能だというのが実感です。
大切なのは「あらゆる議員活動に際して、金銭的謝礼を受け取らない」の一言に尽きます。
議員活動で謝礼を受け取り始めると、一部の人の利益のための口利きや議会質問をするようになり、
最終的には自分の金儲けのために口利きや議会質問をするようになってしまうのです。
以下、毎日新聞に返送したアンケート内容です。
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神戸市&議会情報
2006年04月22日
神戸市の財政状況について、1時間ほど講演させていただきました。
お客さんが皆、若手の経済学者・財政学者ばかりだったので、
「財政力指数」とか「経常収支比率」とか専門的な話しも色々準備して行ったのですが、
最も食いつきの良かった話題は以下の2つ。
「えっ?ポートアイランドの土地の原価って、いつも売れた値段の96%として後から決まるんですか?
造るのに900億円かかった土地を1,000億円で売れなくて3割引の700億円で売った場合でも、
“200億円の赤字”と言うべきところを“土地の原価は700億円×96%=672億円だった”と言うんですか?」
「えっ?地下鉄海岸線って計画当初は1日13万人乗るはずが、開業直前には8万人に下方修正され、
開業してみたら当初予測の4分の1、たった3万4千人しか乗らなかったんですか?」
神戸市政のこの辺りは、専門家の分析を待つまでもなく“異常”。
学者さんでも市民でも、驚くところは皆おなじ。
ケータイ日記
2006年04月21日
朝7時から9時まで、地元の駅で「いさか新聞」を手配り。
10時~北区、11時半~垂水区、14時~灘区、15時~東灘区のターミナル駅で、
私が幹事長を務める会派(議員グループ)「住民投票☆市民力」の全員が揃って
今回の汚職事件に関する意見や情報を記入・返信できるハガキを配布。
夜は姫路の向こうにある、たつの市議選で友人の応援演説。
朝から晩までアウトドアな一日。
ケータイ日記
2006年04月20日
本日11時より、村岡市議が逮捕されてから初めての議会運営委員会が開催されました。
事件から実に2週間以上、「遅れ馳せながら」という言葉を超えたスロースタートです。
非常に残念なことが2つありました。
一つは、28日の本会議で市長に質問できる範囲を異常に狭い範囲に限定しようという動きがあること。
もともとは「事件に対する市長談話」に対して議員が質問できるという話しだったのが、
本日の委員長見解では「“事件”とは逮捕理由となった産廃要綱改正問題に限る」とのことでした。
市長談話は産廃要綱問題の具体的なことには一切ふれておらず、「市に不正はなかった」などの総論です。
それに対して「“市に不正がない”と言うけど、この疑惑はどうなんだ?この手続きはどうなんだ?」と
幅広く質問しても構わないはずだというのが私の見解です。
「重大な問題なので、事前に具体的な質問内容を通告してくれ」というのも筋違いで、
質問の範囲は一連の事件・疑惑に限定されているのですから、本来は通告する必要すらないはずです。
二つ目は、本日の議会運営委員会で発言をした議員が、私以外だれもいなかったこと。
多くの報道陣が見守る中、事件後初の議会運営委員会でしたから、
いつもの野党だけでなく、与党の民主・公明からも様々な意見が出ると予想していたが、
あまりの“シャンシャン委員会”に肩透かしを食らうとともに、大変がっかりしました。
議会全体として「今回の事件は穏便に済まそう」という意思があるのなら、許せないことです。
そのほか下記3点の発言をしました。
1、28日の本会議では辞職勧告決議を出したい
2、村岡市議の議員報酬を停止する条例を皆で出せないか?
3、議会ホームページに事件のことが一言も書いていないのは早急に改めるべきだ
神戸市&議会情報
2006年04月19日
駅で「いさか新聞」を手配りしていると、いつも色々な方から声をかけていただきます。
「頑張れよ!」というビジネスマン諸兄からの激励が30ばかり、
「あんたは保育所政策をもっと勉強せなアカン!」という、プロっぽい方からのお叱りが一つ、
そして最後に、6歳と思しき女の子から、重たい質問を一ついただきました。
6歳「何くばってんの?」
井坂「いつも駅前で配ってる議会の新聞」
6歳「議会って、な~に?」
井坂「大人たちが集まって政治をする所やで」
6歳「政治って、な~に?」
井坂「・・・!?」
6歳の女の子は、私の大切なお客様です。
5秒で分かってもらうためには、何て言ったら良いのでしょうね?
ケータイ日記
2006年04月19日
A friend in need is a friend indeed.(まさかの友が真の友)という諺がありますが、
サッカーのヴィッセル神戸もJ2リーグに転落した今年こそ、応援に行ってあげてください。
かつて「Jリーグのお荷物」とまで言われJ2に転落したレッズを、浦和のファンは暖かく支え続けました。
浦和レッズは1年でJ1に復帰、今や首位争いをする常勝チームになっています。
いま神戸で問われているのは、選手の奮起ではなく市民の奮起なのです。
4月22日(土)15時より、v.s.東京ヴェルディー戦、屈指の好カード。
関係者特別販売(1000円割引)の申込書を下記よりプリントアウトして、
4月20日中にファクス送信してください。
チケットは14時半に現地で料金と引き換えに手渡しとのことですので、
スタジアムに到着後、申込書に記載の担当者携帯電話に連絡をとってください。
関係者特別販売(1000円割引)の申込書 (PDFファイル103k)
http://www.nada-kobe.com/060422vissel.pdf
ケータイ日記
2006年04月18日
資源センター運営計画変更 市職員を参考人聴取 - 神戸新聞
「神戸市資源リサイクルセンター」(同市西区)の管理・運営が当初計画の福祉団体から民間業者に変更された問題で、あっせん収賄の疑いで逮捕された神戸市議村岡功容疑者(68)が団長を務めた会派の反対を事前に察知した市の担当部局が、方針を曲げないことを内部で決めていたにもかかわらず、約一カ月で転換したことが分かった。
(中略)ある市議は「あれだけ議員に迫られても押し返していた。市の強い意志を感じたのに、『なぜ』と思った」と振り返る。「担当職員は『仕方ないです』と漏らしていた。幹部へ強力な働きかけがあったのではないか」と話している。
やはり、村岡市議が圧力→担当職員が抵抗→村岡市議が幹部に圧力→幹部が迎合→
幹部が担当職員に圧力→担当職員『仕方ないです』・・・という流れなんでしょうか?
だいたい担当職員は村岡市議の言うことを聞いても何もメリットが無いはずです。
村岡市議に逆らった担当職員が「飛ばされる」としたら、それを飛ばすのは市幹部か人事部なのです。
村岡市議に従うメリットがあるのは、選挙で世話になってる市長と、次期市長を狙う助役と、
市長に気に入られたい幹部職員だけじゃないかなぁ。
神戸市&議会情報
2006年04月17日
さて、本会議の開催と委員会の公開を獲得するために、
「起訴されるまで村岡市議に対する辞職勧告は当面見送る」という
ワケの分からない交換条件を掴まされてしまった野党側ですが・・・
「法的強制力のない辞職勧告よりも、実際に給与の支払いを停止する条例を出そう」と準備していたところ、
神戸新聞に「いつまで村岡市議に議員報酬を払い続けるのか?」という記事が載りました。
条例の内容は
1、逮捕・拘留により議会に出席できなかった月の報酬は支払いを停止する
2、有罪が確定した場合、支払い停止していた報酬はそのまま支払わない
3、無罪が確定した場合、支払い停止していた報酬は当初からさかのぼって支払う
・・・という感じになります。
さらに奥の手として「除名」という方法もあります。
これは「辞めてくださいよ」と言うだけで実際は辞めてもらえないことが多い辞職勧告と違って、
可決されれば即「クビ!」という非常に重たい処分で、効果は抜群です。
神戸市&議会情報
2006年04月16日
泉佐野市議を目指す布田拓也くんを半日応援。
戸別訪問の傍ら、ポストにビラを次々に投函してゆく。
私のインターン生から初の挑戦者であり、
神戸でこんな事件がなければ毎日でも応援に通うのだが・・・
ケータイ日記
2006年04月15日
政策シンクタンク「構想日本」の政策担当ディレクター冨永朋義さんをお招きして、
間もなく国が採り入れようとしている「事業仕分け」について教えていただきました。
構想日本「事業仕分け」ホームページ http://www.kosonippon.org/doc/?no=234
事業仕分けとは、その政策がそもそも必要か?税金で行うべきか?国・県・市のどこが行うべきか?
・・・という3段階を経て、すべての政策・事業を仕分けしてゆく作業のことです。
非常にシンプルなこの作業を、公開の場で市民や市職員が中心になって行うことで、
様々な意識改革が起こり、実際に市が税金で実施する事業は半減するそうです。
ニートを減らす政策に対して「そもそもニートを減らす必要はない」と目的そのものを否定してしまうなど、
既存の価値ー目的体系を壊してしまう可能性がやや気になりますが、
はたして日本各地に広まり地方の自立を加速するのかどうか?
以下、本日のメモです。
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べんきょうメモ
2006年04月14日
幹事長として議会運営委員会の理事になって3年、
与野党の駆け引きに没頭するあまり、大切なことを時に見失います。
市民の素朴な疑問に耐え得る行動ができているか?
自分自身が素朴な疑問を感じなくなってしまっていないか?
“あちら側”に行きかけた私を引き戻し、
シンプルで大切なことを思い出させてくれた同志に感謝。
ケータイ日記
2006年04月13日
asahi.com: 市議の口利き対応で第3者委設置も 神戸市汚職で - asahi.com
矢田立郎市長は同日、記者会見を開き、あっせん収賄容疑で逮捕された同市議の村岡功容疑者(68)について「(村岡容疑者からの)圧力を感じた職員もいたかもしれないが、圧力に屈したのではない」と述べ、市側の対応が適切だったことを強調した。市の調査の必要性については「すべての事象について、職員に不正行為はなかったと思う。調査をしないというより、地検の捜査に協力し、見守りたい」と消極的な姿勢を示した。
事件から8日経ってようやく矢田市長が記者会見。
恐らく弁護士やOBその他に相談して、練りに練ったであろう公式見解は、「市側に不正なし!」
市の不正行為があって初めて成立する贈収賄容疑で市議を逮捕している検察とは、正反対の見解です。
神戸市&議会情報
2006年04月12日
本日7時過ぎに終わった代表者会にて、
4月中の本会議開催(市長への質疑あり)と、特別委員会(定数15名・公開)の設置が決まりました。
100条委員会の開催については未定です。
特別委員会の開催が5月になるなら、その前に常任委員会(福祉環境委員会)も開催しなければ。
それにしても、なぜこんな当たり前のことが簡単に決められないのか。
与党は村岡市議や市役所幹部に遠慮している・・・なんてことないですよね?
神戸市&議会情報
2006年04月12日
3時から始まった各会派の代表者会。
普段は10分ぐらいで終わるこの会が、2時間経ってもまだ結論が出ずに異例の休憩を挟んでいます。
私たちは下記の3点が確認されれば、すぐにでも委員会を開催すべきだと考えています。
1、委員会をマスコミと市民に公開すること
2、委員会のメンバーは大会派だけでなく小会派(新政会と新社会党)や無所属(長谷川議員)も含むこと
3、この委員会を開催したからといって100条委員会を開かない理由にはならないこと
委員会の開催は急ぐべきですが、だからと言って骨抜きの委員会にすべきではありません。
神戸市&議会情報
2006年04月12日
市会が議員辞職勧告へ 週内にも代表者会議 - 神戸新聞
真相究明に向け、野党会派が百条委員会の設置を求めているのに対し、与党会派は「村岡容疑者から直接事情を聴くことができず、設置しても効果が期待できない」として慎重な姿勢を見せている。
100条委員会はもともと地方自治法100条に記されているとおり、
「役所の事務に関する調査を行い、関係者の出頭・証言・記録の提出を求めることができる」委員会です。
そして普通の議会と異なるのは、
「正当な理由なく出頭・証言・記録の提出を拒んだら、6ヶ月以下の禁錮又は10万円以下の罰金」
「関係者が虚偽の陳述をしたときは、3ヶ月以上5年以下の禁錮」
・・・という厳しい罰則規定があることです。
ですから100条委員会のターゲットは市役所であり、村岡市議から事情が聞けないことなどは、
残念なことではあっても、100条委員会を開催しない理由には全くなりません。
まさか自民党だけでなく、民主党も公明党も「今回の問題は一個人の問題」というスタンスで、
辞職勧告決議で「トカゲの尻尾切り」だけして幕引きを図ろうとしているんじゃないでしょうね?
神戸市&議会情報
2006年04月11日
来週に予定されている委員会視察、本当に実施するつもりなのでしょうか・・・?
確かに、今からキャンセルすれば受け入れ先に迷惑をかけることになるでしょうが、
神戸市会はじまって以来とも言われる不祥事のさなかに、議員が15人も出かけて行くべきことでしょうか?
個人の調査活動とは異なり、委員会視察は「議会が」15人の議員に公費での調査を依頼する制度です。
しかし、役所からも自民党からも経緯の説明がなく、独自調査の準備すら始まっていない今この瞬間、
議会が議員に調査を依頼すべき内容は、汚職問題をおいて他にないはずです。
「視察の内容が薄い」「多額の税金を使っているわりに効果が見えない」
・・・などの委員会視察全般に対する批判は、この際置いておきます。
“公務”である視察を簡単に中止・延期すべきでないことも分かります。
しかし今この神戸市において、議会が“公”に対して果たすべき“務め”とは何なのか?
この点を真剣に考えれば、公務視察より大切な“公務”が、自ずから見えてきます。
委員長ならびに委員諸氏の、良識ある決断に期待します。
・・・って言うか、行ったらマスコミや市民にボロカス叩かれると思うよ。
神戸市&議会情報
2006年04月10日
週が明けても議長&与党サイドから今回の事件に対応する動きが見えないため、
昼過ぎに野党3会派に声をかけ、午後3時半、下記の申し入れ書を議長に手渡しました。
神戸市会議長 佐伯育三様
村岡功議員があっせん収賄罪容疑で逮捕され、すでに1週間近くが経過しました。
この間、事件についてマスコミは連日報道し、疑惑は底なしの様相を呈しています。
市民からも、真相究明を求める声が日増しに強まっています。
また我々議員団も、独自に議長に対し、臨時議会の開催などを求める申し入れを行ってきました。
今回の事件は、一部議員の圧力によって、市が特定の業者に便宜をはかったことを示しています。
このようなとき、市政に対するチェック機能を果たすべき議会として、機敏な対応が求められています。
神戸市議会に対する市民の信頼を回復するためにも、真相解明に全力を挙げるべきです。
以下、要望しますので早急な対応をお願いいたします。
1 市長に、議会に対して説明するよう求めること
2 福祉環境常任委員会を開催すること
3 市会運営委員会を開催すること
4 代表者会議を開催すること
5 100条委員会を設置するための臨時議会を開催し、市長への質疑等もおこなうこと
以上
「このような事態が防げなかった責任の一端は市議会にもあり・・・」の一文は盛り込めず。
与野党も市幹部も「一個人の不祥事」として距離を置くばかりで、何か他人事のような感じが気になります。
神戸市&議会情報
2006年04月08日
圧力による産廃施設許可ルール変更の大きなポイントとなった、2002年9月2日の環境保全審議会。
この日の議事録と、この日たたき台となった答申案、そして11月に出された最終答申(審議会の結論)を
詳しく見比べてみると、どうも担当職員はギリギリまで圧力に抵抗していたような形跡があります。
たとえば9月の答申案には、「4車線道路を挟んだ隣接者の同意は不要」と明記されており、
この答申案がすんなり通過していれば、大阪の業者は六甲アイランドに無事進出できていたはずです。
しかし9月2日の審議会で自民党の議員が強硬な発言をしたため、
11月に出された最終答申では、「4車線以下の道路を挟んだ隣接者の同意が必要」と変わってしまいました。
しかし同時に最終答申の最後には、新たに次の生々しい一文が付け加えられています。
「現在事業計画を進めている事業者が事前手続きのやり直しや同意取得の範囲の変更に伴う
事業スケジュールの遅延などによる不利益を被ることにならないよう所要の経過措置を置く必要がある」
ところが翌12月には産廃要綱があっさり変更されてしまい、大阪の業者はまさに最終答申が心配した
「同意取得の範囲の変更に伴う事業スケジュールの遅延などによる不利益」をもろに被ったのです。
二度にわたる抵抗を覆したのは、村岡市議の圧力だけだったのでしょうか?
担当職員には局長・助役・そして市長からも、有形無形の圧力があったのではないでしょうか?
以下、9月の答申案と11月の最終答申の比較、そして9月2日の議事録ダイジェストです。
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神戸市&議会情報
2006年04月07日
議会の動きが鈍いです。
・・・というより5日朝に事件が発覚してから3日経つのに、議会として何もやっていない。
議会全体としての公式な情報発信もなければ、対策会議ひとつ開催されていないのです。
早急に、各党の代表者が集まる「代表者会議」、幹事長が集まる「議会運営委員会」、
そして環境局を呼んでの「福祉環境委員会」を開催しなければなりません。
「代表者会議」では議会全体としての公式な声明をまとめ、
「議会運営委員会」では臨時議会から100条委員会の開催までのスケジュールを話し合い、
「福祉環境委員会」では環境局に今回の件についての正式な説明を求めるのです。
すべて並行して準備できるはずです。
内輪もめや各党のパフォーマンス合戦とも並行して、議会という組織全体の動きをするべきです。
「まずは自民党や環境局のほうから説明に来るのがスジだ」とか、
「議題と原案をきちんと練ってから開催しないと恥をかく」とか、
「委員全員が出席できる日程を急に調整するのは難しい」とか・・・
民間人からなる議会が、そんな“お役所仕事”みたいなこと言ってどうするんだ!
しっかりしろ、神戸市議会!
スピード(速さ)とクオリティー(質)はときに反比例するものですが、
危機・有事には、とにかくスピード重視です。
情報が十分に集まっていなくても、内容が薄くなる恐れがあっても、とにかくスピードが命なんです。
これが会社だったらどうなるか?
事件の翌週になっても公式声明を出さず、対策会議すら一度も開かない。
こんな会社、マスコミと市民に徹底的に叩かれて即倒産ですよ。
神戸市&議会情報
2006年04月06日
今回の贈収賄容疑についての経過は下記のとおりです。
2001年5月 ・・・大阪の業者が六甲アイランドに産業廃棄物処理施設の建設を計画。
2002年初め・・・神戸の産廃業者が村岡市議に、大阪の業者に設置許可を出さないよう依頼。
2002年5月 ・・・神戸市が環境保全審議会に「廃棄物施設の許可ルール」について議論を依頼。
2002年9月 ・・・環境保全審議会で、「4車線道路を挟んだ隣接者の同意は不要」という答申案に対し、
一部の議員が「産廃施設要綱をもっと厳しくし、ルールを明確にせよ」としつこく発言。
2002年11月・・・環境保全審議会が、「4車線以内の道路を挟んだ隣接者の同意が必要」という最終答申。
2002年12月・・・神戸市が産廃施設要綱を「幅28メートル未満の道路を挟んだ隣接者の同意が必要」と変更。
大阪の業者の進出予定地と幅25メートルの道路を挟んだ隣接者が同意を拒み、
結局、大阪の業者は産廃施設の建設が進められなくなる。
2003年5月 ・・・村岡市議が神戸の産廃業者から現金300万円を受け取る。
業者が村岡市議に頼み、神戸市が産業廃棄物処理施設要綱を変更した結果、
業者のライバルが進出できなくなり、村岡市議が業者から300万円を受け取ったという構図です。
神戸市&議会情報
2006年04月06日
今回の事件を見抜き、一部市議の暴走を止めることができなかった議会は、与野党とも反省すべきです。
いまだに1日1万円前後の交通費(費用弁償)や、領収書を公開しない政務調査費など、
特権的ともいえる「議員厚遇」を温存したまま、肝心のチェック機能が発揮できないようでは、
一体何のために高い給料で市民に雇われているのか、根本的な部分を問われても仕方ありません。
さらに議会内から逮捕者が出るようなら、解散・出直し選挙も考えなければいけません。
また、今回のような「審議会の意見により要綱を変更」というチェックしにくいルール改正も問題です。
市役所が事務局として意見案をコントロールできてしまう審議会の運営を改め、
ルールの詳細は議会を通さない要綱ではなく、条例に明記するのが本来の姿ではないでしょうか。
神戸市&議会情報
2006年04月06日
今回の容疑は、産業廃棄物処理施設の許可をめぐる斡旋贈収賄です。
贈収賄事件は、「賄賂を渡す業者」「賄賂を受け取り、市役所に圧力をかける議員」だけでなく、
「議員の圧力に負け、業者に便宜をはかるために不正行為をする市役所」がいて初めて成立します。
市役所は「圧力を受けた被害者」ではなく、「不正行為に手を染めた協力者」なのです。
公務員の身分が手厚く保障されている理由の一つは、政治的な圧力から公務の公平中立性を守るためで、
圧力をはねつけても政治的な理由で解雇されることのないように、という主旨です。
それなのに、今回の担当職員が業者に便宜を図ってしまったとしたら、背景には何があるのでしょうか?
圧力には組織全体で対応することが基本ですが、担当職員が孤立していなかったでしょうか?
それとも圧力に屈することが珍しくない組織風土が定着していたのでしょうか?
議員に同調して、担当職員の上司までもが圧力をかけるような雰囲気は無かったでしょうか?
何よりも、市長は「不当な圧力に断固として立ち向かう」という姿勢を示していたのでしょうか?
今回の事件で追求すべきポイントは、ここだと考えています。
神戸市&議会情報
2006年04月05日
今朝8時48分に事件の第一報を受け、事前に収集した情報と実際の容疑を照らし合わせながら、
夕方には「住民投票☆市民力」議員団5名による下記の公式声明を発表しました。
村岡功議員逮捕の件を受けての声明
一部の市会議員の働きかけに負けて、市民のための政策が行われないという、
神戸市の体質が表面化したと考える。
いかに圧力があったとしても、それに応じているようでは、
全体の奉仕者であるはずの神戸市が特定の業者に便宜を図ったと言われても仕方ないのではないか。
本来公正であるべき設置指導要綱を、一議員からの働きかけにより変更したのであれば、
最終決定権者である神戸市長の責任は重いと考える。
いかに審議会答申があったとはいえ、
条例に明記せず議会チェックが及ばない「要綱改正」は問題だと考える。
村岡功氏については議員を辞職し、真相を明らかにすべきだと考える。
今回の要綱改正について真相を解明するために、100条委員会の設置について議会に働きかけていきたい。
平成18年4月5日 神戸市会「住民投票☆市民力」議員団一同
神戸市&議会情報