イベントのゴミをどう減らすか?
2005年12月05日
本日の環境局決算委員会では、下記の3項目について質問しました。
1、ESCO事業(省エネ工事)の初期投資をゼロにできるような融資制度が必要ではないか?
2、市内のイベントで使い捨て容器を使わないで済むようなゴミ減量策が必要ではないか?
3、年ごとにターゲットを絞って戦略的にゴミを減らしてゆくことはできないか?
観光交流都市である神戸市では、毎年多くのイベントが開催されていますが、
そこで発生する大量のゴミについては、環境政策の盲点であったように思います。
しかし最近、分別キャラクター「ワケルくん」で有名な仙台市をはじめ、
札幌市、名古屋市、那覇市、石川県など、いくつかの役所が市内イベント用に
食器と自動皿洗い機を車に載せて貸し出す政策を始めてるようです。
以下、本日の議論についての簡単なメモです。
正式な議事録はこちら→1、「ESCO事業」
2、「イベントの省エネ」
3、「ごみ減量施策」
051205環境局決算質問
1、ESCO事業向け融資制度について
井坂:初期投資がゼロで省エネ工事ができて、浮いた水道光熱費の中からローンを返済するのが、
ESCO事業のメリットだが、現状は必ずしもそうなっていない。
初期投資を擬似的にゼロにするために、既存の融資制度を活用できないか?
役所:環境保全資金融資制度の対象について拡大解釈をすることで対応したい。
井坂:中小製造業の製造過程をチェックして、材料やエネルギーの無駄を減らす手法がある。
環境保全になるだけでなく、中小企業の競争力強化にもつながり一石二鳥。
ドイツで成功しているこのPIUSという政策を、神戸でも検討してはどうか?
役所:日本とドイツでは法律や規制が異なり、政策をそのまま導入することはできない。
井坂:企業がモノを製造する段階で環境局が省エネ・省資源の指導をすることはできないか?
役所:簡易版ISO14000であるKEMS(神戸環境マネジメントシステム)認証取得企業の中で、
製造過程のロスを減らして環境保全とコスト削減に成功した例が出てきている。
2、イベントにおけるゴミ減量策について
井坂:使い捨てカップをリユース(再利用)カップに変えるだけで、CO2排出量を68g減らせる。
昨年からリユースカップを導入した横浜国際競技場では、年間で4.3トンのゴミが減った。
市内イベント用にリユース食器と自動皿洗い機を貸し出す自治体も増えてきた。
神戸市ではイベントのゴミを減らすためになにか対策を行っているのか?
役所:神戸まつり、花火大会、ルミナリエはISO14000の対象になっている。
市内でも、捨てても土に還る材質の容器やリユース食器を使うイベントがいくつかあった。
そのような先進例を紹介することで、市内イベントの使い捨て容器を減らしてゆきたい。
井坂:イベントは1回限りのものが多く、主催者側がリユース食器を導入しても採算が合わない。
自治体がリユース食器を持ってイベント主催者に貸し出す方式が良いのではないか?
役所:イベントのゴミ対策は確かに大切なことだと思うが、
リユース食器や皿洗い機を買うことについては、予算がかかるという別の問題がある。
3、ターゲットを絞ったゴミ減量策について
井坂:ゴミの6分別が順調にスタートし、いよいよ本来の目的であるゴミ減量に取り組むとき。
家庭ゴミの大半を占める紙類と生ゴミをどのように減らしてゆくのか?
あれもこれも同時に減らすのではなく、例えば来年は紙類だけにターゲットを絞って、
1年間限定で資源集団回収の補助金を倍増させるなどのキャンペーンを行ってはどうか?
役所:まだ地域によってはゴミの6分別が完全にできておらず、今年と来年はそれに集中したい。
井坂:それなら再来年以降は、年ごとにターゲットを絞って確実にゴミを減らしてほしい。
紙類とプラスチックを減らした後で、最後に残る生ゴミは都市部に共通の課題。
ミミズやEM菌や電気生ゴミ処理機など、マンションでも取り組める生ゴミ処理法を
1年間限定の補助金などで一気に普及させてはどうか?
役所:庭に設置するような大型コンポスト(生ゴミ処理バケツ)に対する補助金は昨年で終了。
生ゴミが都市部の課題だというのは同感だが、新たな補助金は予算がかかるので難しい。
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コメント
- にしこば
2006年01月22日 06:24大賛成です。プラ容器や割箸がもったいないなあと思っています。
my箸やmy皿持参で50円引き!などから始めて欲しいです。