経営者が語るべき言霊

2005年11月12日

コミックショックの岩田社長が主宰する「京都心学塾」。
江戸中期の京都で「石門心学」を興した石田梅岩は、京都商道の開祖と呼ばれていますが、
結果が出せなければ潰れてしまう、という商売の世界の厳しさが、
私も含めた政治・行政の世界には足りていないのだと思い知らされます。

以下、本日の講義メモです。

051112経営者が語るべき言霊

田坂広志「経営者が語るべき言霊とは何か」
経営者の役割は企業を目指す将来像・ビジョンを描くこと
企業理念や戦略を策定し、個別の戦術に落とし込み、意思決定を行うこと
これらは全て「力に満ちた言葉を語る」というひとつの役割にまとめられる
道具としてのPCは社員に使わせて、社長は熟考や心理学などアナログ的な能力を磨くべき

力に満ちた言葉を日本では古来より「言霊」と呼ぶ
自分を規定する言葉に言霊を乗せて定義し直す必要がある
頭と口で語ると、相手の心や腹に伝わらない
腹で語る、魂胆を持って語る

出来ないことを言う社長の会社は潰れる
経営者や政治家がビジョンを語るとき、聞き手は「本気でそれが出来るのか?」と問うている
一灯照隅、万灯照国
社長は社員を信じて用いる(信用)が、社員は社長を信じて頼る(信頼)

人間は向上心を持ち、生存限界点を広めてきた
300人に1時間ずつ費やすのではなく、300人に影響力を持つ1人に300時間を費やす
七布施、物施・法施・体施
真に賢明なのは「中庸」であり、言葉の意味と魂胆を両方知らなければならない

胆力を持つためには「信じる力」を鍛えることが必要
99人が「もうだめだ」と言ったとき、「まだ勝負は終わっていない」と言う1人がリーダー
つま先から髪の先まで「信じる力」はある意味で才能
長島茂雄は「全打席ホームランが打てる」と本気で信じていた

信ずる力を鍛える「六然」
自処超然(自分のことには一切とらわれず)
処人藹然(あいぜん・他人には和やかに)
有事斬然(ざんぜん・有事にはきっぱりと)
無事澄然(何も無いときは澄み切った心で)
得意淡然(上手く行っているときは淡々と)
失意泰然(失意のどん底でも堂々と)

修羅場を潜り抜けた者だけが語れる言葉がある

カテゴリー:

関連記事 :


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL
http://nada-kobe.com/mt/mt-tb.cgi/640


コメント






    最近の記事

    more...[ 記事一覧へ ]

    過去の記事

    カテゴリー別

    RSSフィード

    このページの上へ