介護保険料という“割り勘”

2005年11月14日

市民福祉調査委員会の介護保険専門分科会に参加。
神戸市の介護保険料は現行の月額3,445円から、なんと4,600円~4,900円まで値上がりの見込みとか。
「この件について何かご意見のある方はおられますか?」と座長が尋ねましたが、
委員の誰もが沈黙してしまいました。

そりゃそうだ、今年かかった介護保険の費用総額を、
今いるお年寄り全員で“割り勘”したのが保険料なのですから、
皆でご飯食べた後、会計するときに「高すぎる!」なんて言っても仕方ありません。

(上の比喩はかなり大ざっぱなので、詳しい費用負担の仕組みは下記をご覧下さい)
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/carenet/singikai/bunkakai/17-3/hiyoufutan.pdf

保険料を下げる方法はただ一つ、お年寄りの中で介護を必要とする人の割合を減らすこと。
今から真剣に「予防」に取り組んだ町だけが、将来の保険料値上がりを抑えることができるのです。

以下、本日の質疑メモです。

051114市民福祉調査委員会 介護保険専門分科会


1、介護予防ケアマネジメントについて

井坂:介護予防のトレーニングを頑張ったお年寄り、効果的なサービスを提供している事業者、
    効果的な政策という3つのレベルで、事後評価と見直しの仕組みが必要ではないか?

役所:事後評価を次の政策に反映させるシステムを考えていきたい。

井坂:介護予防はお年寄り個人のヤル気に依存した政策であり、
    また、効果的なサービスを提供する事業者が栄えるようにするためにも、
    事後評価と、効果を出したことに対するインセンティブの仕組みを考えてほしい。


2、介護保険の枠外における予防策について

井坂:介護保険枠内の介護予防策だけが給付総額を下げる手段ではない。
    枠外の新しい予防政策で、介護の必要なお年寄りを将来的に減らしてゆくべきではないか?

役所:同感だが、3年後に国が大幅な制度変更を検討すると言っており、
    今の段階で将来の保険料をどう下げるかについて考えることはできない。

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