役所の“質問取り”

2005年11月18日

間もなく始まる決算議会に向けて、連日朝から晩まで役所の担当者からレクチャーを受けています。
議員は役所の現状を詳しく知らないことにはまともな質問が作れないので、
役所の担当者を呼んで色々と事前に質問するのが普通です。
現状はどうなっていて、その背景にはどのような事情があって、そこにどのような問題が隠れているのか、
事前に全て分かったうえで、その解決策を議会という公の場で議論できれば理想です。

ところがこのレクチャーが曲者で、自分が問題意識を持っている分野について担当者に尋ねると、
その分野で質問をする予定だということが役所側にバレてしまうわけです。
ですから議員向けレクチャーのことは通称“質問取り”とも呼ばれています。

そう言えば3年前に一度だけ、役所の担当者が(気を利かせて?)質問文を作って来たことがあります。
事前に特定の分野で深く質問したりしていないにも関わらず、
「2問持って参りました。他の議員の質問項目とダブらない内容となっております」ですと。
こうなると“質問取り”ではなく“質問売り”で、議員の質問権の根幹を揺るがす行為です。

いずれにせよ、事前レクチャーが役所との“なあなあ”の始まりとならないように、
緊張感を保ちながら対話を続けています。

カテゴリー:

テーマ:

関連記事 :


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL
http://nada-kobe.com/mt/mt-tb.cgi/635


コメント






    最近の記事

    more...[ 記事一覧へ ]

    過去の記事

    カテゴリー別

    RSSフィード

    このページの上へ