行財政革命

2005年09月08日

来週から始まる決算議会に備えて、財務課職員と勉強会。
神戸市の借金返しのピーク(1年間の借金返済額が最も多くなる年)は平成16年でしたので、
財務課職員の説明の端々に「なんとかひとヤマ越えました」的な安堵感が漂っていました。

しかし、国の財政に目を移せば、税収その他が48兆円に対して支出はなんと82兆円。
国は足りない34兆円を借金しながら、地方に対して交付税16兆円や補助金20兆円を仕送りしているのです。
国税と地方税は合わせて80兆円しかないのに、国と地方で合わせて150兆円のお金を毎年使っています。
地方がいくら帳尻を合わせたところで、国が本気で収入と支出をトントンにしようとすれば、
三位一体改革がどう転んでも、地方の使えるお金は今より数十%単位で減ると考えるのが普通です。

さらに今後、戦後生まれのいわゆる「団塊の世代」が定年退職して高齢者となれば、
これまで税金を払っていた人々が大量に、税金をもらう側に移ることになります。
平成16年のヤマは行財政改善・行財政改革レベルで乗り越えることができましたが、
次に来る大きなヤマは、私たちの常識を根底から問い直すような、
「行財政革命」レベルの制度変更がなければ乗り越えられないのではないでしょうか。

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