世田谷区の街づくり情報システム

2005年07月12日

つづいて世田谷区の都市計画課で、「街づくり情報システムIDES」を見学。
役所にある100種類以上の地図情報を、すべて1枚の電子地図に統合入力したものです。
用途地域や道路制限など何枚もの地図に分かれた情報を、どこの窓口のパソコンでも表示でき、
本庁と支所や部署間のたらい回しがなくなるのが最大のメリットだそうです。
建築設計に詳しい宝塚市の江見議員が、しきりに羨ましがっていたのが印象的でした。

以下、私のメモです。

050712世田谷区の街づくり情報システム

本庁だけでなく区内5ヵ所の総合支所でも街づくり業務を行う方針が出された
本庁の中のたらい回しだけでなく、本庁と支所の往復が必要になることが予想された
まちづくり課などが区内5支所に分かれているため、データの統一化が必要だった

用途地域や道路制限などの条件がどこの窓口でも分かれば、たらい回しがなくなる
平成10年・11年に通産省の補助金でシステムを構築した
システム開発費とハード購入費、データ入力費で平成9年に7~8億円の出費
平成16年度から統合型ソフトを導入して、現在はブラウザで地図を参照できる
100種類以上の台帳を1枚の地図にまとめて情報表示できる
基準法改正で建築確認は民間で出来るようになったため、本庁一括に戻した

今後、住民が自由に閲覧できるようにしたいが、個人情報の問題がある
部署間の情報共有と管理人件費の削減については成果を上げている
画面を見せて説明できるので、窓口に来た住民や業者との情報共有もできる
このシステムが無ければ支所展開は不可能だったと思う

デメリットは、システムをつくり込み過ぎたため法改正にともなうシステム改修がしにくいこと
窓口業務で毎日欠かさず使っているので、メンテナンスや改修のために停止できない
多くのデータを連動させれば便利だがお金がかかりメンテナンスも難しくなる
他都市が取り組む場合は、どこまでの情報を連動させるかのさじ加減が重要になるだろう

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