コミックショックの岩田社長

2004年12月11日

古本チェーン「コミックショック」を一代で築いた若手脱サラ経営者・岩田哲社長が
京都で主催する勉強会「京都心学塾」の発足式に参加。

江戸中期に京都で石田梅岩が興した「石門心学」は、
書を読み知識を得るだけでなく、徹底して実践に耐え得る本質的な理解を促す実践哲学です。
そこに岩田社長の波乱万丈の経営人生で体得した実践哲学を乗せ、
さらに安岡正篤氏の儒学や、中村天風氏の老荘思想と併せて、
京都心学として若い世代と共に学んでゆこうという趣旨のようです。

以下、私のメモです。

041211コミックショック創業者・岩田哲さん

人には3つの幸せがある
1つ目は幼児期の「もらう幸せ」、食事からオムツまで欲求が満たされる幸せ
2つ目は自立期の「できる幸せ」、知識や技能を得て何かが出来るようになる幸せ
3つ目は連帯期の「あげる幸せ」、他人が喜ぶのを見ると自分のエネルギーが湧く幸せ

人生はピアノ、じっとしていたら音も出ない
心学という弾き方を学び、信念という鍵盤をたたけば、美しいメロディーを奏でられる
京都心学塾というピアノ教室で生き方を学び、信念を生きれば、すばらしい人生となる

中村天風いわく
「生きる正しい方法を知っていたら、楽しく生きがいのある人生を送ることができる」
「言葉には人生を左右する力がある」
「難しい道徳や倫理に納得できるなら良いが、楽しく生きるほうが良いに決まってる」

心学は握り寿司
心学とは不偏不党の心構えを創る、自立連帯の社会思想
心学という人生のシャリをしっかり作った上に、人それぞれの志というネタを載せる
シャリがしっかり出来ていなければ、どんなネタを載せても寿司にならない

岩田哲の信念
民主主義から導き出す結論ではなく、参加する過程そのものに意味がある
戦略は一をもって十にあたること、戦術は十をもって一にあたること
強者は油断するが弱者は油断しない、弱者が勝つには油断を突くしかない
企業とは平凡な人々が集まって非凡な結果を生み出すシステム
本気とは、ホン木という木になる種子を心に宿していること
働くとは、ハタ(周囲)を楽にしてあげること
知識ある人は他人を感心させられるが、愛ある人は他人を感動させられる
上なる会社は人を残し、中なる会社は名を残し、下なる会社は財を残す
どんなに小さな一隅でも、そこを懸命に照らし続ける自分でありたい

常識のある人は「人材」、信念のある人は「人財」、志のある人は「人物」
実力があれば「人材」、実力に運もあれば「人財」、さらに天運があれば「人物」
「人材」はテストが評価し、「人財」は他人が評価し、「人物」は歴史が評価する
「人物」となるには、通常の勉強だけでなく儒学と老荘思想を学ぶべき
安岡正篤に代表される儒学は「怠け心を無くす」思想
中村天風に代表される老荘は「可能性を引き出す」思想
この両者を統合したのが「心学」

カテゴリー:

関連記事 :


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL
http://nada-kobe.com/mt/mt-tb.cgi/941


コメント

  1. 匿名元従業員
    2008年01月25日 21:40

    岩田社長はえらそうなこと言ってるけど、コミックショックの社員やらバイトの待遇の実態といったら・・・この社長は典型的な自己陶酔型経営者だね。社員の人らはほんとに大変そうで、忙しくてお風呂はいる暇もないから店舗に本を配達に来たときに会うとレジ台はさんでてもニオイがくるし、汗が乾いてTシャツが塩ふいてる。客が見ると印象はもちろん悪いし、バイトが見ると絶対にここの社員にはなりたくないな、と、そういう風に思わせるに十分だった。そんな実態の会社の社長が、表面ばかりえらそうなこと言って、社員に充実した暮らしをさせ、見る人には「この会社で働いてみたい」と思わせることもできない、そんな社長が言う言葉を聞いて、何になるのでしょう。あなた、そういう会社の実態を調べてから取り上げたほうがいいですよ。

  2. aaa
    2008年11月14日 09:30

    古本屋の社員さんてどこも、同じ感じなんですね。
    憶測ですが、古本てそんなに儲からないから、社員の人件費を削るのかもしれませんが。






最近の記事

more...[ 記事一覧へ ]

過去の記事

カテゴリー別

RSSフィード

このページの上へ