反社会学講座
2004年11月27日
久々に風邪でダウン、病床で読んだ一冊。
反社会学講座 パオロ・マッツァリーノ 著、イーストプレス、2004年
いろいろと反省させられる本でした。
「昔の少年は凶悪だった」
「日本人はもとから勤勉ではない」
「欧米の学生は自立していない」などなど、
データの意図的な選別と切り取りで、
どのような結論でも導き出せることが分かります。
その意味では「データ・リテラシー」の本とも言えます。
著者はそれらの捏造をパロディーと自覚してやっていますが、
社会学者や官僚は大真面目に、ひどい場合には自分の利権を守るために結論を創造します。
フリーター、引きこもり、少年犯罪、学力低下、パラサイト・シングル、少子化・・・
これらの若者バッシングを「うさんくさい」と感じる方は、ぜひ読んでみて下さい。
古今東西、若者は愚かで、年配者は若者の扱う新技術に嫉妬し、人間はいい加減なのです。
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コメント
- jet
2004年11月28日 13:28Web版もあります
スタンダード反社会学講座
http://mazzan.at.infoseek.co.jp/index.html#mokujiこちらもおすすめです。
「いんちき」心理学研究所
http://psychology.jugem.cc/ - いさか
2004年12月03日 00:51いんちき心理学研究所を読みました。
「マクドナルド・コーヒー訴訟」がかなり大げさに日本に伝わった話だったり、
地球温暖化と二酸化炭素の関係に根拠が無かったり、
「オオカミ少女のアマラとカマラ」が作り話だったり。
今後は何を引用するにも原典まで自力で調べないとダメなんでしょうか・・・。 - jet
2004年12月06日 23:49原典を調べても原典自体が間違えてたりw。
疑い始めればキリがないのでどこかで信じないと仕方ないわけですけど、
結局のところ情報を鵜呑みにするんじゃなくて自分の頭で一回考えてみろってことだと私は理解しています。 - いさか
2004年12月07日 23:54う~ん、情報を自分の脳みそ通さずに、
条件反射的に右から左へブローカーのように流しているだけの昨今。
本当は毎日、自分が見て体験した一次情報だけでブログが構成できれば理想なのですが。