なんでも管理・監督責任を問う風潮
2004年07月08日
通勤中の加西市立中学校の男性教諭(33)の乗用車にはねられ、頭を打つなどして障害が残った当時高校生の女性(20)が、教諭を管理監督する市や給与を負担する県にも責任があるとして、同教諭と市、県に、計一億三千万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は七日、市の使用者責任を認め、教諭と市に計約七千二百万円の支払いを命じた。教師に対しても「自動車・自転車通学は禁止」「前髪はまゆげの上」と、校則で厳しく管理しろと?
仕事がら「役所の責任」を問うことは多いのですが、管理・監督責任を問う風潮には疑問を感じます。
組織的犯罪や、管理者が問題に気づきながら放置したケースを除けば、
従業員ひとりひとりの事故について、いちいち管理者が責任を負わされるのはおかしい。
親子関係じゃあるまいし、問うべきは「今後の再発を防止する責任」だけです。
カテゴリー:
テーマ:
関連記事 :
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL
http://nada-kobe.com/mt/mt-tb.cgi/1122
コメント
- Yumiko Takehara
2004年07月10日 13:10井坂さんの意見に賛成です。
もしこの教師が私立学校の教員であったら、果たしてこの女性は、私立学校を相手に訴訟を起こしただろうか。私立学校の経営者に、教師の監督責任を問うたであろうか。
神戸地裁の判決に対して、県や市はきちんと異議を申し立てるべきだと思います。 - いさか
2004年07月11日 03:17コメントありがとうございます。
国や市の管理責任を問いすぎると、結局国や市の管理が厳しくなって
住みにくい管理社会になってしまうと思うんですよね。