不況の入り口に立つ韓国

2004年07月19日

Jul16_1755.jpgソウルに戻って全経連を訪問、副会長のヒョン・ミョンガン氏にお話を伺う。
工場の海外移転、国の債務増加、若年失業率の増加、国民の自信喪失・・・
韓国経済も日本と同じ道を辿ろうとしているようです。

以下、私のメモです。

040716韓国全経連副会長ヒョン・ミョンガン氏

韓国の2003年経済成長率は3.1%
国の債務は19兆円で5年前の3倍、家庭の債務は40兆円、若年失業率8%
一人あたり所得1万ドルは、8年前から増えていない

韓国はケータイ・電気機器・鉄・自動車・船などを輸出して稼いでいる国
次の戦略的製品をつくれるかどうかが鍵となる
グローバルスタンダードは国際競争力の必要条件だが、十分条件ではない
株主重視・財務改善などのスタンダードを、韓国の実情にどう合わせるか

中国は機会であると同時に脅威でもある
たとえば韓国から中国・青島への進出は3700社にものぼる
競争力がないためリストラ目的で中国進出する企業も多い
「巨大市場としての中国」にR&Dも含めた拠点を移す企業もある

韓国は暗いトンネルの入り口に差しかかっている
経済副総理が韓国経済を「うつ病、無気力、挑戦心を失っている」と述べた
全経連は「政府や制度など他人に頼らず、企業投資を高めよう」と呼びかけている

日韓FTA問題については8月に案がまとまると聞いている
FTAの前提として、日本は成熟段階にある部品素材分野など韓国に技術移転すべき
日韓の技術協力により、FTAを両国にとってwin-winの関係に持ち込みたい

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