学校給食を地場産・米飯にしよう

2004年05月20日

宝塚の主婦グループ主催の勉強会に参加。
テーマは給食の食材を地元産・米飯主体にしよう、というもの。
昨日の神戸新聞にも載っていましたが、高知県南国市が先進的な取り組みをしています。

以下、私のメモです。

040519地場産給食を考える勉強会

これまでの学校給食は、戦後の大きな役割を果たし終えた

高知県南国市の「食育」
地元の米をクラスごとに電気釜で炊いているのが特徴
学校ごとに地元の直販市場で、旬の新鮮な野菜を毎朝仕入れている
地元の棚田で農業体験学習をして米の大切さを学ぶ

平地の米は全国で最も早く採れる米として高く売れるが、棚田の米は東北と競合する
食育が結果的に棚田農業を救った
南国市と市内乳業会社が「グレープヨーグルト」を開発
地元果樹協会が開発した「すももジュース」の商品名を小学校で公募

単なる地産地消ではなく、食文化を子どもたちに伝えたい
地域のお年寄りが伝統料理をつくって給食の代わりに提供するイベント

しかし米食からパン食へ、戦後半世紀の日本ほど急激に食文化の変わった国はない

宝塚市は市域の大半が農地なのに、給食の地場産自給率はわずか1%
とりあえず米は市内の給食すべてをまかなえるため、あとは市のゴーサインだけ
教育長・校長・教員・保護者・栄養士などからなる「給食会」が食材を決めている
常任理事会が登録納入業者を選定する(教育委員会学事課が事務局?)
給食費は全額保護者負担(小学校は月額3520円、中学校は4160円)
給食費は学校長の口座に集められ、「スポーツ教育振興公社」がまとめて業者に支払う

平成17年度には栄養士が教壇に立って食教育をする、という国の方針
大分県では教育委員会が「地場産協議会」をつくっている
宝塚市北部の西谷地域では26町歩の半分が減反で活用されていない

質疑応答

Q,地場産給食で給食費は上がるのか?

A,長崎県大村市では、事前の保護者アンケートで「地場産なら値上げも構わない」
  南国市では輸送費が1200万円下がって、結果的に給食費が10円下がった

Q,規格外の野菜を使えば安くあがるのではないか?

A,学校給食は「仕事がしにくくなる」と規格には厳しい
  農家も規格外野菜を作っているわけではないので、規格外を求めるのは邪道

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