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2002年07月03日



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いさか新聞19号


 空港の需要予測ついに見直し

7月2日の市議会・空港特別委員会で、神戸市が正式に「需要予測見直し」を発表しました。

「神戸空港の需要予測は4段階推計法と犠牲量モデルという方法で行っている」
というのが、これまでの神戸市の公式な議会答弁でした。
ところが空港特別委員会で、需要予測を手計算で確かめた熱心な市民グループの指摘によって、
神戸市側の議会答弁は二転三転しました。

「実は東京便と福岡便は犠牲量モデルと違う方法で需要予測を行った。」
「需要予測計算の途中経過はコンピューターの中に入っていて取り出せない。」
「検算はできないが、需要予測をいつも行っている会社の計算なので正しいと思う。」・・・etc.

数々の珍答弁をばらまいた末に、国からの指導もあって、需要予測の見直しとなったわけです。

私は理系出身ですので、実験というものは後から検証できなければ意味が無いと思っています。
ところが神戸市の需要予測や環境影響調査・安全実験などは、いつも結果だけしか保存されず、
計算過程や実験過程をあとから検証するのが不可能なパターンが多すぎます。

神戸空港島が大阪湾の潮流に与える影響を調べる模型実験についても、
「大阪湾全体の潮流には影響を与えていなかったので、空港島周辺の写真だけ残しておいた」
六甲おろしの乱気流の影響を調べる風洞実験についても、
「実験データは残っていないが、特に問題はなかったと前任者から聞いている」・・・etc.

証拠の無い・検証できない実験結果だけが独り歩きして、神戸空港にお墨付きを与えています。
これでは神戸市は空港計画についての説明責任を果たしているとは言えません。

1、予測実験を行う時は、あとから検証可能なように実験過程のデータも保存しておく。
2、予測実験を行った責任者を明らかにし、予測が大きくはずれた場合は責任を追及する。

無責任で甘い予測実験が二度と繰り返されないよう、上記2点を徹底する必要があります。


2000年1月1日より累計

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