2002年05月

トップページ

2002年05月24日



いさか新聞18号


いさか新聞17号


 杜の都・仙台の環境政策

5月22日、杜の都(もりのみやこ)と呼ばれる東北地方の中心都市・仙台を視察しました。

仙台市では、平成11年から「100万人のゴミ減量大作戦」というキャンペーンを始め、
今年の4月からはゴミの分別をさらに細かく分けて、
家庭ゴミ、缶、ビン、ペットボトル、電池、プラスチック包装容器を市が収集しています。
住民にゴミ出しのルールを理解してもらい、キャンペーンを成功させるために
630回の地域説明会を開き、合計75000人の住民に市職員が直接説明をしたそうですから、
今回のキャンペーンに賭ける仙台市役所の必死さが伝わってきます。

さらに子供会や町内会が古紙回収をしやすいように、スチール製の保管倉庫を貸し出したり、
生ゴミを肥料にする処理機を買う人に補助金を出したり、いろいろな政策を組み合わせて、
平成22年には、1年間に排出されるはずのゴミ65万トンのうち8万トンを排出しないように抑え、
残り57万トンのうち30%にあたる17万トンをリサイクルする計画だそうです。

仙台市のゴミ減量・リサイクル目標 (単位はトン/年)

平成13年度

平成16年度

平成19年度

平成22年度

排出されるはずの量

559,900

593,700

625,900

651,100

排出を抑える量

28,300

38,000

59,300

82,400

民間会社のリサイクル量

75,200

87,700

101,600

115,800

市役所のリサイクル量

25,600

44,500

49,700

55,000

焼却・埋め立てをする量

430,800

423,500

415,300

397,900

もうひとつ興味深かった政策は、環境を守る「ISO14000」という基準です。
仙台市は市役所全体が、この「ISO14000」という省エネ基準を守りながら仕事をしていて、
役所の各部局の部長が、別の部局がこの基準をきちんと守っているかチェックする内部監査や、
民間人の委員5人が問題点を指摘する外部監査など、チェック機能も充実しています。

さらに、民間会社が「ISO14000」を取得することを支援したり、
中小企業でも手軽に取得し易いような簡易版「ISO14000」を考案したり、
市役所だけが率先して省エネ基準を守るだけでなく、民間会社も巻き込もうと工夫しています。

神戸市は、市役所の中では「エコオフィス・プラン」という省エネ基準をつくって努力していますが、
民間会社に省エネ基準を守ってもらうことについては、あまり積極的ではありません。
「住民の協力が得られない」と言ってなかなか前に進まないゴミの4分別もそうですが、
環境問題については、神戸市が基準や規制を作って強制的に変えていくべきだと思います。
民間会社や住民が自分から行動を起こすのを待っていたのでは、手遅れになってしまいます。

仙台市や三重県など、一歩進んだ役所の良いところを見習って、神戸を変えて行きたいです。


2000年1月1日より累計

リンク&宣伝をお願いいたします

政治も捨てたもんじゃないって事を

多くの同世代の方々に気付いていただくために。

このページをお友達にメールで推薦してください (メールソフトが起動します)

お気に入りに登録して下さい  (このページのアドレスをブラウザに記録します)

 657-0038
  神戸市灘区深田町3‐3‐4
  第2サン六甲道ハイツ502 メール isaka@nada-kobe.com
 ファクス  078-822‐8271
 留守電  078-822‐8272

カテゴリー:

過去ログ

テーマ:

関連記事

 


最近の記事

more...[ 記事一覧へ ]

過去の記事

カテゴリー別

RSSフィード

このページの上へ