2001年12月

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2001年12月26日



いさか新聞14号

いさか新聞15号


 反省の色まったく無し!

12月26日、2001年の議会最終日に市長に質問をしました。
テーマは「地下鉄海岸線の利用者数が予測を大きく下回った反省を、今後にどう活かすか?」です。

三宮から兵庫の海沿いを通って新長田駅に伸びる地下鉄海岸線は、
平成4年に初年度の利用者数を予測したときには1日に13万人が利用するはずでした。
ところが平成6年に工事を始めた後に震災が起こり、沿線の状況が大きく変わったために、
完成直前の平成12年7月に初年度利用者予測をやり直し、1日8万人と40%もダウンしました。

そんな中で今年7月に完成、当初の利用実績が3万6千人という衝撃的な少なさでしたが、
交通局は「まだ開通したばかりなので利用者が少ないだけだ」と言い訳をしていました。
しかし 10月の利用実績はさらに減って3万4千人。
当初の予測13万人と比べると実に73%のダウン、
開通1年前の利用者予測8万人と比べても57%のダウンでした。

一体何をどう間違えたらこのような大げさな需要予測が出てくるのか、
どこを改善したら同じような間違いを予防できるのか、
これ以上の無駄な投資を止め、神戸市の不良資産をこれ以上増やさないためにも、
ぜひ真剣に反省して今後に教訓を活かしていただきたい。
最近の役所は流行り言葉か呪文のように「Plan、Do、See(計画、実行、検証)」と言ってますが、
まさにそのSee(検証)と、それを次のPlan(計画)に活かす観点から質問しました。

ところが、なんと神戸市は
「地下鉄海岸線はもともと需要のないところから需要を掘り起こすために造った」と言って、
反省どころか開き直り答弁をしてきました。
「それなら初年度の利用者予測は3万4千人で、その後需要を掘り起こして8万人、という計画で
経営や借金の計画を立てなければおかしいではないですか!」と反論しましたが、
「地下鉄海岸線の利用者は順調に伸びてます」と、実際は減っているのに意味不明の答弁。

ポートアイランド2期、ポートライナー、神戸港、K-JET(関空行きジェット船)、
複合産業団地(西区の工場用地)など、延々と繰り返されてきた過ちを改めなければなりません。
実は神戸空港の需要予測も地下鉄海岸線と同じ方法でされたそうですから、本当に心配です。
事業実施のための数合わせの需要予測ではなく、住民の利益を考えた需要予測をするべきです。


2000年1月1日より累計

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2001年12月03日



いさか新聞14号

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 相変わらずの市役所人事

11月27日から、昨年度の決算を議論する12月議会が始まりました。
市長選挙が終わって初めての議会で、矢田市長の公約した「変革」がどこまで具体的になるのか、
今回の議会は注目が集まっていました。

初日の方針演説で矢田市長は、「変えるべきものは変える」と繰り返し強調し、
「民間の人材を活用し、市職員の意識を変え、市民が主役のまちづくりを実現する」と述べました。

(矢田市長の政策方針の詳細はこちらをご覧ください)

ところが、それに続く最初の議案として矢田市長から提案されたのは、
「新しい3人の助役を、3人とも元局長から昇格させる」という助役人事の議案であり、
自民・公明・民主・共産の各党の賛成により、あっさり可決されてしまいました。

助役に選ばれた元局長の3氏は、それぞれ市役所の中で活躍された方々ばかりですから、
その能力や人柄について文句を言うつもりは特にありません。
ただ、局長が出世して助役になり、助役が組織ぐるみの選挙で市長になるという一連の流れが、
また性懲りもなく繰り返されてしまったことは大問題だと思います。

以前の本会議でも議論したことがありますが、
「市職員に納税者の方を向いて仕事をしてもらうためには、人事システムを改革する必要がある」
というのが私の考えです。
市役所出身の市長や助役が「しがらみ人事」を続けている間は、
2万人市職員の方々は、上司や先輩の顔色をうかがいながら仕事をするしかないのです。

「民間の人材を活用して市職員の意識改革をする」という矢田市長に少し期待していましたが、
初日からいきなり裏切られて、がっかりしました。
3人のうち1人ぐらいは民間人を採用すれば良いのに・・・と思いましたが、
それすら提案できないのが、市役所出身の矢田市長のツラいところなのでしょうか。


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