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2000年09月13日
いさか新聞9号
空港着工から丸1年
「逆ゼネコン」というものがヨーロッパにあるそうです。
かつて住民を洪水から守るために川をコンクリートで固めてまっすぐにしたゼネコンが、
今はそれを草木が生えて蛇行する自然な川に戻す工事を請け負っています。
住民は大喜びで、ゼネコンもしっかり儲けているそうです。
日本のゼネコンが悪いとは言いません。公共事業が不要だとは思いません。
ただ、お客のニーズを聞くという、商売として当たり前の事をやってほしい。
「必要性」をでっちあげて、お客が頼んでいない事に税金を使うのをやめてほしいのです。
長い目で見て何が大切かを考えるのが政治家や行政の仕事ですが、
それが失敗した時に全ての責任を取れる議員や市長がいるでしょうか?
環境破壊や財政破綻などの責任は、結局、住民ひとりひとりが取るしかありません。
けれど、責任を取れる(責任を取らざるを得ない)住民が、
「ニーズを一度聞いてみて欲しい」と署名を集めて請求した「住民投票」を
市長と多くの議員は「すでに決まったこと、神戸に空港は必要」として却下しました。
レストランに例えるならば、お客が「注文を取りに来てくれ」と頼んだら、
料理長が「あなたにはハンバーグを出すことに決まっている、
あなたはハンバーグが好きなはずだ」と決め付けているのと同じことです。
ニーズを聞かない商売の異常さがお分かりいただけるのではないでしょうか?
「井坂君、いつまで空港の事ばかり言うとるんや」というご意見もいただきます。
皮肉な言い方をすれば「いつまで言い続けなあかんのか?」というのが私の気持ちです。
私が当選した時から、空港の安全面、環境問題、財政問題、何ひとつ解決していません。
「問題があるから反対や」と選挙に出たのに、
問題を残したまま反対をやめるわけにはいかないじゃないですか。
私は今年、「空港特別委員会」に入ることができました。
来年はこんな「抗議集会」をしないで済むように、頑張って参ります。
〜9月13日、市役所前にて「空港着工1周年・抗議集会」の演説より〜
2000年1月1日より累計
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政治も捨てたもんじゃないって事を
多くの同世代の方々に気付いていただくために。
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